細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

マスク

 近隣の薬局や、コンビニのマスクは夕方見に行ったら品薄であった。というかほぼ売り切れ状態。なぜか食品スーパーには少しあったので5個入りのを2つ買った。あんまり買い占めるのは迷惑だからね。

 その後オヤジに電話したら、「俺は人間の風邪にはかからない」とか「そんな人込みにでない」「俺は田舎の出身で近くで鳥とか豚を飼っていたので、既に動物のウィルスの抗体が身体の中にあるかもしれない」「40以上で発症者はでてないんじゃないの?」とすごいことをいっていた。当たらずとも遠からずのところもあるのだが…いつもの冗談と思い、流す。
しかし彼は今日田舎に帰っていて帰宅したところのようだった。だからイマイチ大阪の様子にピンと来てないようだった。
 だから「国立感染症センターでも感染者数百人規模という読みらしい」というと「そうか…」とやっとわかったように呟いていた。
 うちのオヤジは健康自慢で、根拠はわからないが前向きなので明るく楽しい。俺は対して用心深すぎて、身動きが取れなくなる。そういう好対照の電話であった。
 田舎で友人の別荘に招待されたり、米をもらってきたり、楽しそうだったが帰ってくるとき今日の強風で車で橋を通るときこわかったそうだ。

 でも最終的にはお互いに気をつけようということで話は落ち着いた。まあオヤジは昔薬関係で働いていて、マスクはたくさんあるようなので、あとはもう手洗いうがいくらいしかない。つくづく「強毒性」のウィルスではなく「弱毒性」で、不幸中の幸いだと思う。