細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

ルソーと子ども

 最近知ったのだが、ルソーの経歴はすごい。

ジャン=ジャック・ルソー - Wikipedia

僕はルソーはちゃんと読んだことはない。でも、これを見ると、自分を売り出そうとして必死に活動。あとは流浪・亡命と喧嘩、批判との戦い、女性遍歴。激しすぎる人生。特に奥さんとの子ども5人を全員孤児院の前に捨てていることがなんとも驚く。恐ろしい。。

カトリックからもプロテスタントからも批判されたから孤独ではあったろうと思う。ディドロも幽閉されたりしている。
この当時の言論もまさに命がけという感じ。

しかし別に思想と実生活が完全に一致している人はあまりいないとは思う。しかし教育の世界でも古典といわれる「エミール」を書いた

ルソーが子どもを捨てたり暴力をふるっていたという事実は覚えておきたい。
いったいどういうことなのだろうか。どうなって、そうなったのか…ルソー自身の中にも相当な葛藤があったのか、それとも…
最近僕の大学時代の恩師の著書を頂いた。「旅と政治」という。その中にルソーも出てくる。まずはそこから。