細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

こころあらわれる

鍼灸をやってもらって、自分でも元気なほうが気分がよいぞと思い出して、いろいろやっていたら最近毎日10時くらいには自然に眠くなり、朝はやく目覚める感じになった。

昨日は大阪市立美術館で「国宝・三井寺展」を見る。三井寺は大津の寺で天台宗。9世紀その寺の円珍さんが中国の阿闍梨から密教を教わった。
ここの新羅明神という本尊?というのかな?
つまり円珍さんが中国行きで世話になった半島の人というか案内する神様。そして当の円珍さんは頭が尖っているらしく、ビリケンさんみたいな彫像だった。

あとなんつうか。仏の眼の向き開き具合、肩の丸み、足の向き、何人かが年代によって変わる感じ、素敵、なんともいえず。見下ろされているのにやな感じが少ない。素敵なもの偉いものの姿の現れ方の面白さ。

それと狩野光信の襖絵もあった。猫とか、鳥とか花。動物の目つきや身体の動きがすごくいい感じ。本物感!

フェノロサ三井寺を愛したようで、彼のコレクションもあった。

延暦寺とはある時期よくない関係にもなったらしい。

こんだけ仏をキレイに残してあるということは、ボヤがでても戦になっても真っ先に仏像を避難させたからだろうとかへんなことも考えた。


いいもんを見て今日はキューブラー・ロスの本を読む。妙に心洗われている。