細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

裁判員漫画、エキスポランドとうさん

昨日は勉強疲れを解消しようと、某所のソフトボールに参加。天気もよく気分すっきり。
今日はよく寝て寝覚めもよかった。部屋に掃除機かけて洗濯。空や空気が秋から冬へと移り変わる気配。
その後勉強をちょこっと再開。筋肉痛があり鍼灸整骨院へ。最近お腹マッサージをしていただいててきもちよい。帰宅して肉うどんをつくる。朝コンビニで手に入れた郷田マモラのマンガを読む。タイトルは『サマヨイザクラ』


このマンガはまだ上巻がでたばかりで、終わりはしらない。裁判員制度を題材にしている。郷田マモラは以前ドラマ化された『きらきらひかる』を書いている。

きらきらひかる』は監察医をとりあげたもの。変死体を検案し死因を探るのが監察医だそうで死体や骨はちょくちょく出ていた。しかし、郷田マモラ原作と思しきストーリーが変死体になってしまった方の人生や監察医の一人の人間としての側面を丁寧に描いている。その上事件の謎解きの側面もあって良いドラマだった。原作マンガは時折古本屋で立ち読みした。

今回裁判員制度を扱うマンガだ。基本的に内部告発が原因で転落し世の中へ不信を拭えない主人公の青年がちゃんと事案の様々な側面に向かい動揺する心の動きを描いている。主人公が被告の青年に好きなアニメが同じところから感情移入し、俺はこうならなくてよかったと感じたり、いやわかる気もすると感じる。しかし事実の多様な面に目を向けて戦慄していくさまがよい。

郷田マモラは法のシステムは人間とその言葉が作ったものだという妥当でクールな認識がある。だから裁判員制度のわかりやすい絵解きの側面があっても、微妙に法に関わるあらゆる関係者への皮肉がある。そこがよい。この制度来年から始まるけど…


夕刊をみるとエキスポランド倒産とある。昨年の風神雷神の事故はいたましく、こわいものだ。僕は北摂出身だが近いと意外と行かない。ただ風神雷神は乗った記憶があるのだ。