鈴木茂をちゃんと聞いていなかった不明を恥じる
さいきん友達のライブにいくせいか、ライブっていいなと思っている。上手下手もあるが、私のような音楽ド素人には、そのステージが気分良かったら体にもよいということのみがわかる。体をほぐして血を暖めて気分良くなるから、落ち着いたり興奮したりするんだな。まるで鍼灸みたいです。
ライブは口説きとかコミュニケーションと似ていて体を開きやすくさせると、こっちもイイのです。身構えさせたり、聞いているうちに気持ちも体も冷たくなるのはやばいっす。その人がどれだけがんばったり、技術的に高くても関係ないんスよ。しんどくなるのはダメ。曲の系統も関係ないよ。
俺はお客さんとしてしかわからないのでミュージシャンの方々においては人知れぬご苦労があるんだろうな。でも、俺もわがままな客の一人なので、気持ちよくなりたいス。でなれたら、そのミュージシャンの肩は叩かないけど「ありがとう!!」っていいたくなるです。
昨日おととい、続けてyoutubeを鑑賞し高橋幸宏のドラムのすごさやTHE POLICEの昔のライブって一生懸命でかっこええなとか思っていた。
それで、以前から気になっていた元はっぴいえんどの鈴木茂のCDを買ってしまいました。なんと2000円
- アーティスト: 鈴木茂,松本隆
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: CD
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けれど、鈴木茂をちゃんと聞いていなかった不明を恥じたい。声かっこいい。曲のアレンジがにくい。このCDはクラウンでの初期ソロワークの簡単なおさらいみたいな感じ。でもすごさの片鱗はある。音的な懐かしさも味わえる。鈴木茂について若葉マークの俺だし。それでyoutubeの動画を見る。
エレキのかっこよさが感じられる。古い語感でのエレキである。そりゃもうかっこいいす。で、セッションである。セッションかっこええ。(かっこええしかいっていない)こう偶然の中に巧まれたすごさとともに本人も予想しない律動が生まれる。丁寧に弾きながらも「こうくるか」的な軽い裏切りがライブの醍醐味でもある気がします。それと大人の渋さ・余裕が…でもギター小僧のようにうきうきもしてるよね〜