細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

くらくら

 暑い中、ある町にいって野暮用をすました俺は、くらくら歩いていたのでした。日陰がこんなにありがたい。日陰がこんなにうれしい…
 というわけで、クライマーズハイを映画館で見ました。ポニョと迷ったのだけれど。6時15分の回でその前に大急ぎで回転寿司を食べて。ぎりぎり6時16分に入ったらまだ広告で。見たら左後方数メートルにビール飲んでるおじさん1名。俺の列に奥様とお姉様がひとりずつ。なんと計4名で見ました。貸切。

 クライマーズ・ハイは原作もNHKドラマも見ていないのですが、映画を見た段階ではもう深閑とした。風がぬるい風がそれでもやはりいつもとはちがう。感慨深い。だれかと話したいと思った。けれど、ポニョという言葉がすれ違う人からは聞こえた。横山秀夫の原作も読もうかな。ノンフィクション・ライターの後藤正治さんの「私だけの勲章」には最初に御巣鷹山現場に到着したフジのスタッフのことが書いてあったけれど、その後藤さんが横山秀夫クライマーズ・ハイの解説を書いていた記憶が。

 映画は群馬の新聞社が舞台。役者の動きはかなりすごい。スケール感もある。人気ないけど。
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私だけの勲章 (岩波現代文庫―社会)

私だけの勲章 (岩波現代文庫―社会)