【詩作品】雨の降る景色
酔っています
酔っています
鋼の絶望です。安易なおもいこみです。
岩からしみ出す水なんです。
きらきら光る中に後ろの岩からどんどん
暗闇がしみだしてきます。
大好きです大好きです。
僕の体の中から
岩のようになった僕の無神経な
不器用な思いからあふれてきます。
あふれてきて何があなたに伝わるか。
この透明な空に喜びの歌が響く
この透明な空が終わりを告げている
このままで震える
このままで僕は馬鹿をさらす。
雨の過ぎる丘にあなたがたっているのです。