細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

震災

被曝についていくつか資料紹介/人々の生活が滅びたら文学も何もない

放射線防護に関する重要な手引きを見つける。1.ドイツ放射線防護委員会より横浜の保護者の方へ ドイツ放射線防護協会より横浜の保護者の方へ | 横浜ママパパの放射線だより2.京都大学放射線生物研究センター長期汚染地域の住民のための放射線防護の実用…

barakeru hitotu hitotu

私たちは死の町をつくりました。私たちの愚かな政治が、生き とし生けるものの公理に逆らった20世紀の戦後の愚かな私たちの政治が、政治にかかわる思想が、国に係る全面的な戦略のなさが死の町をつくりました。です から私たちはすでにその十字架を背負っ…

災害、言説空間の閉塞、それらの取扱い諸々

私は長らく病気で活動範囲が狭く、ネットや間接媒体で調べることが出来る程度なのであるが、それでも311に起きた大地震の巨大さに震撼され続けている。大阪の人間だからたくさんは心配しなくていいと思う時もあるし数字的にはそうなのだが、さすがに3〜…

2011・8.・25の朝日新聞朝刊菅原琢氏の論壇時評を読みながら考えたこと

自分のつぶやきをトゥギャッターでまとめました。 2011・8.・25の朝日新聞朝刊菅原琢氏の論壇時評を読みながら考えたこと - Togetterまとめ 震災復興について政治学者の菅原琢氏の論考に刺激を受けながら つぶやいたものです。 被災地の現状は自分の…

うまいまとめはないけども滅びの道に陥らないために

現在の政府が行っていることは要約すれば簡単なことです。行っていることというか、反対に行っていないことつまり不作為です。 行っていることでみれば、いくつかあります。しかし行っていないことがより強力なメッセージとなって私を、そして多くの方々を絶…

上杉隆, 烏賀陽弘道 『報道災害【原発編】』のざっくりした感想

報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)作者: 上杉隆,烏賀陽弘道出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/07/28メディア: 新書購入: 4人 クリック: 169回この商品を含むブログ (42件) を見るあの災害と原発事故が起きる前からツイッター…

なんとなく今日の為に

失われつつあるもの、絶えず 死という無限の抱擁によってではなく つながった嘘のつらなりによって 少しずつ失われていくもの 捨てさせられているもの それらを 首をかしげながら 祈りながら 怒りながら 微笑みながら毎日生きている

5月12日に原子力委員会に投稿した意見を公開します

5月12日に投稿したもので、原子力委員会のこのPDFの8798番に掲載されています。恐らく投稿したものはほぼ公表しているものと思います。http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo17/siryo5.pdfただそれでは誰も読まないと思い、こち…

菅谷昭『子どもたちを放射能から守るために』

子どもたちを放射能から守るために作者: 菅谷昭出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2011/05/31メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 227回この商品を含むブログ (8件) を見る 人体の被曝の実態について、被ばくを避ける方法について啓蒙書的に平易に書かれた…

高木仁三郎の本を読んだ。

最近目や頭脳が疲労していてPCを控えめにしている。ツイッターはあまり動かしていない。本は読めるから積ん読を読んでいく。身体を動かして休養もしっかりとるようにする。今日は役所などに所用。 高木仁三郎『原発事故はなぜくりかえすのか』読了。著者は…

勇気の結晶-今考えること

私は勇気がない。臆病である。臆病で慎重である。しかし勇気は作り出されるものだ。それはいってみれば不意の事態に対応しようとする意志の表れなのである。人間の身体の有限な時間の中で、勇気や意志といったものが有限ゆえに構成される。人間に限りがある…

せめて沖に流されたときに

必ずしも詩の形をしていなくてもよいと個人的に思うけれど 言葉が事態を言い当て、適切に沈黙し、いいうるところをどこまでもいうということが改めて大切だと感じる昨今です。いたましい災害や事故ですから余計に精神論よりも、ある意味で不安の中にあり、そ…

内閣府原子力委員会の意見募集に投稿しました

内閣府原子力委員会の意見募集に提案を書いて送信しました。疲れた!自信ないけどがんばった! まあ自分だけの都合で社会ができてるわけじゃないからね、しかし社会、苦手なんだ、だっていっぱいつまずいてきたから。ただ他の人のことも考えないと社会がわか…

もう少し時間があればいいけれども(時間はあまりない、かも)

時々原発や放射性物質について本を読んだりしています。けれどもそれは今始まったことでもないし、否応なく今、そしてこれから自分らに関わることだからです。特別な意識ではありません。 なんでかっていうと僕らは酸素を吸うことも含めて自然からエネルギー…

おすすめ本・吉岡斉『原発と日本の未来』

原発と日本の未来――原子力は温暖化対策の切り札か (岩波ブックレット)作者: 吉岡斉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 32人 クリック: 414回この商品を含むブログ (25件) を見る日本の原子力政策、事業への…

何かを鳴らしている

昨日は小谷美紗子を聴いてた。 今日はすごく久しぶりに矢井田瞳を聴いている。 なぜだろう。 10年弱くらい前の曲だろうか。どこかふるえているようで、しかし弱いというのでは全くない。こっちをみよという否定できない声というか叫びを発しているようである…

民主政体の擁護

正直しんどいな。たくさん奇怪な出来事が日ごと毎日現れるのは。 自分は自分の生活を淡々とやってればいいという気もしないでもないけども、だけど多少なりとも巻き込まれていく部分はある。 心の病気をこじらせた部分があって、こういう自分の心身に影響し…

政治がやらなければならない責務(昨日の記事への補足4月6日9時台に追記15時50分改題)

昨晩焦りや怒りなどもあってあまりにも自明だが大事なことを書き忘れていました。 現在の政府は、私たちが選出した代表者からなる国会からの信任を受けたものであり、(大変な災害への労苦は充分斟酌した上で)、なおこの国に居留、あるいは居住する人々の生…

自分が参考にする災害情報関連サイト

今回の災害で自分が見つけてわかりやすく、ためになったサイトを集めてみました。 恐怖やデマを煽る目的ではないので、公的機関や地元新聞のサイトなどもあります。 僕は大阪に住んでいて直接の被災地域ではありませんが、関西にはもんじゅをはじめたくさん…

近所の公園でメジロを愛でながら

朝、9時過ぎ近所の公園に出て少し佇んでいた。花の咲く木々が10本、巨木が一本あり広さは十数メートル弱四方の公園なのだが花にメジロが集まりついばんでいた。風で葉が騒ぐ音や光のあふれる花に小さなメジロが鳴きながら枝から枝へ飛び移り朝の食事。津…

この巨大な事態に思うことを話してみる、、

先般東北や関東で巨大地震、深刻な津波災害が生じ、その影響で原子力発電所が重大なトラブルに見舞われた。 私は大阪にいる。 正直被災地から遠くても、この事態には言葉を失ってしまいそうになる。 動揺する。 むろんこういう時は混乱から様々な情報が流れ…