細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

石原吉郎

ドラマの不毛地帯をみたら/祖父の

・不毛地帯 瀬島龍三がモデルだったかなと思い出し瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)作者: 保阪正康出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1991/02メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 24回この商品を含むブログ (21件) を見る今日これを買ってきてしまった。どう…

朗読

こないだたまに行くライブハウスの店員さんが退職するので飲み会があり、あれやこれや楽しんでいるうちに、めずらしく「詩の朗読」をしてしまった。自分はまったく不慣れなのだが心が昂ぶりやったのである。石原吉郎の詩を3っつ読んだ。飲み会で読むのだか…

シベリア抑留関係で

ブックマークしてて、紹介しておきたい記事があった。 はてなブックマーク - シベリア抑留死4万6300人の名簿、自費出版大賞に : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)シベリア抑留についておさらいしておこう。簡単に言うと、第二次世界大戦当時、…

自我理想と意地の癒着

昨日も昼から晩くらいまで不調。でも、気の持ちようとかポジティブシンキングや「ありのままでいいよ」とかで解決される部分とそうでない部分を感じた。 というのは、大雑把に心というのは自分に向う部分と、他者や外部に向う部分があるのだ。だからポジティ…

ピースおおさかにいった

今日はお出かけ。大阪城公園に隣接するピースおおさかで「満州国とシベリア抑留」展を見てきました。最近その関係の本を読んだりしていたので。それからid:kuriyamakoujiさんのブログでこのイベントのありかを知りました。ありがとうございます。http://d.ha…

畑谷史代「シベリア抑留とは何だったのか」を読み終わって。

畑谷史代のシベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)作者: 畑谷史代出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/03/19メディア: 新書購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (21件) を見るを読み終わった。石原吉郎を通…

石原吉郎「詩の定義」より

ただ私には、私なりの答えがある。詩は、書くまいとする衝動なのだと。このいいかたは唐突であるかもしれない。だが、この衝動が私を駆って、詩におもむかせたことは事実である。詩における言葉はいわば沈黙を語るためのことば、「沈黙するための」ことばで…

以前某所で書いたものを貼ってみる(許せない時に−石原吉郎の言葉から感じたこと)

冒頭にまず詩人石原吉郎の言葉を置く。人間が蒙るあらゆる傷のうちで、人間によって背負わされた傷がもっとも深いという言葉を聞きます。私たちはどのような場合にも一方的な被害者であるはずがなく、被害者であると同時に加害者に転じうる危険に瞬間ごとに…