細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

思想

瓦礫を焼かれて気づいたこと−放射能公害防止と平和利用のレトリックについて

原発震災の後、一昨年の初冬あたりから、震災瓦礫の広域処理反対をいいだしてから、1年と3か月ほどたつのだろうか。結局大阪市は瓦礫を受け入れ、2月1日から焼却を始めてしまっている。 ここ何日かはショックで、七転八倒していたわけだが、少し頭がふつ…

自分たちが形成しているこの国家や社会がおかしな、道義に反した選択をしようとすることへのわずかな抗い

「私たちは今なお、戦争神経症を徹底した暴力で抑圧し、心の傷さえ意識できないようにさせてきた文化のなかに生きている」 http://k9mp.at.webry.info/200709/article_10.html これが戦争を引き起こし、他国の人間を何人も殺害し蹂躙し、のみならず自国民を…

久しぶりに生きづらさについて

大阪市政や瓦礫問題での日記が続きました。今日は一見違うようにみえますが深いところでは共通しているかもしれません。 この10か条は素晴らしいもので自分はこの日記を時折読んでは目を開かされています。 一度ここのイベントにも行ったことがあります。…

「被爆の実相を十分理解していない」と広島市長に怒られている橋下市長が災害瓦礫の焼却を24日以降強行予定

日本維新の会代表の橋下徹大阪市長が遊説先の広島市で10日、核兵器の廃絶について「現実には無理だ。(日本が)米国の核の傘の下に入ることは必要」と発言したことに対し、湯崎英彦広島県知事は13日の定例記者会見で、「大阪市長としてなら目くじらを立…

汚染がれき受け入れNO!近隣7府県一斉アクションのお知らせ

汚染がれき受け入れNO!近隣7府県一斉アクション全国から賛同団体を募っているようです。私は呼びかけ人ではありませんが 以下の要請書を読んでみてください。 ●大阪市への要請書 : 汚染がれき受け入れNO!近隣7府県一斉アクション 環境省が平成23年5月16…

市長の震災がれき答弁を考える・2(web編)

橋下市長の震災がれき答弁を考える・1 - 細々と彫りつけるの続きです。ツイッターで話してくださった。 市長直々にお答えいただいた。自分なりに拾ってならべてみた。大阪市議会の自民・民主・共産も被災地の子どもを受け入れよ、がれきは要らないとの主張 …

橋下市長の震災がれき答弁を考える・1

【 平成24年2・3月定例会常任委員会(民生保健)-02月22日−01号 】平成27年1・2月特別委員会(大都市・税財政制度特別委員会)-目次 ◆北野妙子委員 あっさりしてますね。ありがとうございました。 そうなんですよ。実は、それを非難する立場に私はござい…

瓦礫問題のリスクの見方について

平川秀幸先生のサイトから拾ってきた。 1.(リスクに関する)確率や期待値の計算は、人と人との間の社会的な関係のなかでは全面的には通用しない。たとえば人は、「その確率は本来小さかった」ことを理由に、ある行為の責任を逃れることはできない。たとえ…