細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

メモ

汚染水対策に凍土壁より安い方法があると耳にしました

汚染水対策について土木関連で興味深いお話を読みました。 私は全く専門ではないので、是非はわかりませんが、ごみ埋め立て処分場や海面埋め立てのことをごくわずかに知っているので、恒久的にでなければ、凍土壁でなくても遮水の方法はあるなと感じていまし…

なぜ東電は漏れても水をかけ続けるのかの推理のようなもの

亡くなられて残念ですが吉田元所長は、知っていたんでしょうかね?事故当時最初は温度が高くてあわてて冷やしたんでしょうけど、一月くらいでトレンチから漏れたわけで、これは無理だなと引き返せなかったんだろうか。 その時地下水の存在をわかっていたか。…

東電福島第一原発の汚染水対策を遅らせているものについて推測してみた

東電汚染水問題は技術的に大変困難でありますが、それ以前に組織的な保身からか東電政府が情報を国内外に迅速に提示しないことが問題です。彼らが責任を問われたくないのはわかりますが、このままでは作業者の被曝が増え、汚染水も致命的な段階になってしま…

汚染水放出の犠牲者は太平洋の恵みを受ける海洋生態系全体だ/田中委員長は東電賠償と移住こそ指示すべき

汚染水「貯水に限界」 田中氏、基準以下の海放出へ見解 http://t.co/hoO94Qiksg 「県民は判断しなければならない時期に来ている。悪いのは東 電、県民は被害者。だが、このままではもっと大きな被害を被ることになる」ちがうな。 汚染水放出の犠牲者は太平洋…

土の汚染、埋め立てメモ、実は命や自分たちの存在様態の問題

メモ程度に書いていますので いろいろ間違いもあると思います。メモです。 2012年5月22日11時32分汚染土焼却灰に雨、セシウム溶出心配 近畿大 放射性物質に汚染された下水汚泥や土は、焼却すると雨水などにさらされた際に放射性セシウムが溶け出しやすくなる…

福岡市長と細野環境大臣の広域処理をめぐっての会談及び福岡方式に関するメモ

福岡市長は細野大臣の災害廃棄物広域処理の要請について こう答えました。まとめます。1.処分場は博多湾に接している。2.放射性セシウムの水溶性に鑑みて環境省は埋立の遮水性を求めているが福岡市の処分場は積極的に水を通している。なぜかというと環境…

坂部恵、合田正人

お出かけしたり買い物したりしていた。 疲れた。しかし意外と体の動きはよい。昨日今日、読み終えた本をメモとして挙げておきたい。かたり―物語の文法 (ちくま学芸文庫)作者: 坂部恵出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/02/06メディア: 文庫購入: 2人 ク…

勇気の結晶-今考えること

私は勇気がない。臆病である。臆病で慎重である。しかし勇気は作り出されるものだ。それはいってみれば不意の事態に対応しようとする意志の表れなのである。人間の身体の有限な時間の中で、勇気や意志といったものが有限ゆえに構成される。人間に限りがある…

吾輩はいつもどこか不機嫌である。 その不機嫌に名前はない。

吾輩はいつもどこか不機嫌である。 その不機嫌に名前はない。 漠然と世を恨むことあらば、反対に春の日の人々の歩く姿に惚れる時があり、少しの言葉に棘をいちいち発見するような時があれば、鷹揚に人の話をきこうとしている時がある。 詩を書くときはいつも…

せめて沖に流されたときに

必ずしも詩の形をしていなくてもよいと個人的に思うけれど 言葉が事態を言い当て、適切に沈黙し、いいうるところをどこまでもいうということが改めて大切だと感じる昨今です。いたましい災害や事故ですから余計に精神論よりも、ある意味で不安の中にあり、そ…

空前絶後の戦い-ゲーテ格言集を開いて感じたこと

最初のほんの数ページで強度のあるテキストは そこにある生成やそれを生け捕る確かなフレームを見せてくれる。買い物のついでに買ったゲーテの本。 19世紀前半で亡くなっている。 空気と光と そして友達の愛 これだけ残っていたら、 弱り切ってしまうな こ…

【読了】カリガリス『妄想はなぜ必要か−ラカン派の精神病臨床』

カリガリス『妄想はなぜ必要か』を読み終える。後半は具体的なケースや治療の検討を複数人で行っており大変具体的で読みやすくビビッドに感じる。またイタリアで精神病院が全廃されたのは、治療構造として逆に危険ではないかという危惧を示している。是非は…

この社会の構成のされ方・分断のされ方-lessorさんの日記と高森明氏の日記から

lessorさんのはてなダイアリーを読んでいたら、高森明という人のブログ記事が紹介されていた。 lessorさんの記事→本当のオルタナティブ - lessorの日記 言及されている高森明氏の記事→グレーゾーンへ(16) 普通学級の呪縛�@ 森口奈緒美の問題提起 グレー…

内と外

誤解を招く表現かもしれないが、家にいることも大変なことが多いし、家を出てからも大変なことが多い。 家を出て自分で、あるいは誰かと暮らす場合、単に「甘えはダメだ」では生きていけない。互いに協力したり自分が無力な時は思い切って人に助けを求める勇…

任侠ヘルパーにみるアクチュアリティー

引き続き風邪っぽく夕方まで微熱あり。徐々に咳が無くなり熱も下がったので入浴した。 その後ドラマ任侠ヘルパーのスペシャルを見ていた。噂には聞いていたが見たのははじめて。介護というより無縁社会といわれてるが、人は基本的に孤独に生きるしその中から…

いかんせん頭は固い

酷暑の中診察へ。親との関係についてあれこれ相談する。いろいろ参考になったのでまた然るべき形になればいいし、その時は書きたいなとか思うがいつになることやら。 私は精神分析や精神医学に特別詳しいわけではない。ただ、家族や身近な人との関係ほどこじ…

私たちは

私たちはいつも新人である。ベテランは初めて「ベテラン」をやるのだ。新しく来た人によって、つねにこの世界が更新されてしまっているという自明の、それゆえにおそるべき事実を私たちは意図的にか、作為なしにか忘却している。

7月27日の呟き

この日のツイートは文体が荒い、しかし自分なりの問題意識が出ており少し考えて重要だと思ったので公開する次第である。もう大体のことは観念すること。もちろん驚くことだってあるのだけど。さっぱりしておくと何かと動きやすい。posted at 00:00:50しかし…

土用の丑の日(昨日)のツイートで自分がいいなと思ったものを選んでまとめてみた(笑)

いわゆる詩人が存在するのではない。posted at 15:35:20人をある固定した実体として想定すると間違う。肉体を固定化したものとしてみる向きもあろうが、やはり肉体は可変性みたいなものを源泉にしている。宿命として「死」があるのだが、その「死」は日々そ…

アリエッティについて呟いたこと

これは今日少しだけ呟いてみた。即興だから誤字があるけどご勘弁ください。風呂入るかな。まだしかし宵の口じゃないか。posted at 18:34:39このまま連続でツイートしたい誘惑にもかられるわけだが。しかし外に出たい気もしている。posted at 18:36:30じゃあ…

21日につぶやいたこと、ちょっとメモりたいのでをこっちにも貼り付けておく。

作品について語った19:42:01のツイートあたりからがかなり盛り上がってきたのかなと。まあ普通のことなんだけども。 New Blog Post [読書][世の中のこと]ジジェク読了 - ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として ( http://ow.ly/18dG…

現代思想を久々に読む

現代思想2010年5月号所収の廣瀬浩司「諸文化を横断する戦闘的な真理−メルロ=ポンティ「制度化」概念と「間文化現象学」」を読みました。感想は今書くのはちょっと体調がしんどいが、フッサールの「目的論」という言葉が興味を引く。メルロ=ポンティは、それを再発…

過渡的な考察-存在の場所と責任

他人の言葉から学ぶことは多い。しかし自分の血肉で学んだことや感じたことを言語化したり、何かにしていくことがもっと大事。 さらに思うのは、自分の言葉は自分で所有できなくて、それはなんども語りなおされるしかないんじゃないかってこと。 言葉は辞書…

買い物の現象学?

最近、起こった変化といえば、昔はしんどかった食料、日用品の買い物ができるようになってきたことだ。そういうと意外かもしれない。もちろんかつてから同伴者がいれば買い物はできたし、ちょっとした買い物や本などは買えた。もちろん自慢できることでもな…

お前の心の病です

詩を書いているからといって、実際詩作品を読むばかりではなく、それは詩に関心があまりない人よりは読んでいるのかもしれないが、それは野球好きは夏はナイターを見るけどそうでない人は見ないってことと同じなのかはわかんない。実は大学に入る前志望する…

水平線も石ころも血に塗れた…

いつも大してなにかをやれているわけでもなく、ブルブルしているのだが、今日はオーバーホールの日に設定し、ツイッター三昧にした。どんどんあほなことを呟き、いろんな人や友達とお話し、マジメな話もしあれやこれやして、意外に楽しかった。 あれやこれや…

言葉がなる

言葉でもって何かをいうということは、多くの場合言葉の次元に移し変えないとうまく伝わらず、「わかる」ということが成り立たないことがらがあるからだ。 これは絶望ではない。それどころか言葉がないという状態を夢見る私たちの願望こそが徹底的に言葉が作…

エスノメソドロジー

昨日は奈良女子大学で行なわれた「エスノメソドロジー研究のフロンティア」に参加してきました。→2010-01-10 - 呂律 / a mode distinction僕は社会学の研究者でもなく、ただこのシンポジウムが教育や医療、児童福祉を題材にしていたため何か自分にとっても得…

取り組むということ

やはりなんというか、自分がひっかかっているけど意識化しにくいものを核にしてしか、研究とか創造みたいなことはできないんじゃないかなと思う。 その意識化しにくいテーマってのがある。そこに対して応答していくってのがホントの意味での「責任」(respon…

言葉の培地

詩人や文学者の仕事は、わたしたちが話し、書き、読み、さえずる言葉を粉々に粉砕することではない。そう思うときがある。日々、言葉は粉砕される。精神病によっても、身体の病によっても戦争によっても、裏切りによっても。そこでは語りがたさの感触だけが…