細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2019-03-03から1日間の記事一覧

【詩作品】海から春へと

わたくしの抽象的な感受 人生を回転させ損なった それは捻転した 冬の空に卒倒した 汗をかいて うどんを食べて生き返ろうとした 光景が変わると 匂いが変わり これは紙に印字された臭いがする いつも変だった 諦められずに 冬の海を眺めた 雨が降って情けな…

【詩作品】生死続けて飛んで歌う

どれだけ辛い日々があっても 決めつけない 終わらせない で太陽がどんどんふくらんでいく 限界だと 青い空で倒れていく まっさおになりながら息を繰り返す もうねあの頃はねあの頃はね 必死だったね だけど見えていなかった 焦れば焦るほど見えていなかった …