細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

2017-04-21から1日間の記事一覧

【詩作品】さみしさの連なる果て

両親がいて あたたかい家だったが 私はなぜかさみしかった 求めてはならぬと なぜか考えていた 求めたら傷つき壊れるから 求められずに立ちすくんでいた 求めたら ルールを突き破り 私は汚れ罰せられるとすら 思いこんでいた 小学校の時には寝ていたら枕が …

【詩作品】青い衣の勇者が金色の野に降り立つお話を真剣に見ていた子どもが世界の終わりを見るとき

本気なんだってことを 他人にわかってもらいたくて 言葉を重ねてうるさくなり 声が大きくなったり 小さくなりすぎたり やり過ぎたり 遠慮し過ぎたり 本気であることは 恥ずかしいものだ 本気で違うと思うから 真剣に怒っていたり 本気でそうだと思うから し…

【詩作品】壊れた王国のために作られたテーマ

いつも秘密だ とっくにネタバレしてるけど いつも秘密だよ 秘密だけど 明るい話だよ 手を伸ばせばすぐに 見つかるような 小さな夢の小箱だ 中にさみしさがあふれているかも しれないよ 腹わたが煮えくりかえるよ 4月は寂しい季節だ 私はどこへも行かない 何…

【詩作品】きみから見える星を教えてよ

朝が来て 朝が来ないでほしくて きみを焦がれて きみを憎んで きみを探して ぶつかったいつもの限界 はっきりしない はっきりしているのかすら わからない 結論は出ない いま何時かすら わからない 余裕がない 前屈をする 腹を太ももに近づけ 静かに沈んで行…