細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

【参院選】日本の核武装「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」自民党候補4名、維新候補11名(ソース:議員ウォッチ、毎日新聞)

関西の維新、自民候補に核武装「検討すべき」がかなりいて衝撃です。

「7月11日付の毎日新聞によると、同社が参院選の全候補者に対して行ったアンケートの結果、日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」と80%が答えた一方、「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」と9%が答えているとのことです。同記事によると、「『検討すべきだ』と答えた主要政党の15人のうち、11人が維新所属で、維新の回答者の52%を占め、突出している」とのこと。また、「公明、立憲、共産、社民の候補者全員と国民の96%(27人)は『検討すべきではない』と答えた」とのことです。(記事はこちら。候補者データ詳報はこちら) 議員ウォッチでは、毎日新聞の紙面およびデジタルを検索して調べたところ、以下の15人が「今後の国際情勢によっては検討すべきだ」と答えていることが判明しました。これが、同記事のいう「主要政党の15人」であると考えられます。

埼玉:沢田良 (新人、維新) 神奈川:松沢成文 (現職、維新) 石川:山田修路 (現職、自民) 京都:西田昌司 (現職、自民) 大阪:東徹 (現職、維新) 大阪:梅村みずほ (新人、維新) 兵庫:清水貴之 (現職、維新) 香川:三宅伸吾 (現職、自民) 比例: 赤池誠章 (現職、自民) 室井邦彦 (現職、維新) 藤巻健史 (現職、維新) 梅村聡 (元職、維新) 柴田巧 (元職、維新) 岩渕美智子 (新人、維新) 桑原久美子 (新人、維新)

上記15人の政党別内訳は、自民4人、維新11人です」 https://giinwatch.jp/news/19?sfns=mo

アメリカの核の傘に入って、地上イージスなどの配備、南西諸島の自衛隊に地対艦ミサイルを持たせるのも論外ですが、日本が核武装して軍事的に独立するなどさらに論外です。 日本は早く核禁条約を批准し、原発を廃止し、アメリカの核軍縮を促さねばなりません。

災害頻発列島。東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨や大阪北部地震の爪痕が残る。しかし被災者生活再建支援制度「拡充を訴える政党は、国民民主党や日本共産党、社民党などにとどまる」《神戸新聞》

災害頻発列島下、今も東日本大震災福島原発事故熊本地震などたくさんの被害の爪痕があります。被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

‪私は大阪府民です。 昨年の大阪北部地震西日本豪雨で連続して被害に見舞われ、今も各地の屋根にブルーシートが散見されます。

業者の手が回らないだけでなく、古い家屋の屋根や瓦の修繕費用が各世帯にのしかかっています。 「被害が大きかった高槻、茨木市などは一部損壊でも修繕費用に支援金3万~20万円を支給したが、必ずしも十分とは言えない」

そのような現状ですが「参院選の公約で同制度の拡充を訴える政党は、国民民主党日本共産党社民党などにとどまる」とのこと。

災害頻発する列島において、災害での被災者生活支援策は十全になされる必要があります。 特に所得が低かったり、社会的にマイノリティの人々は、災害時ではさらに支援が必要なのです。

「生活再建」議論置き去り 選挙公約で提示、一部野党のみ https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/sp/0012525224.shtml @kobeshinbunより‬ ‪「 昨年7月の西日本豪雨で同区の高台にある自宅は基礎部分が流出。居間の下には空洞が広がった。同区内で借りたマンションでの生活が続く。‬ ‪ 家屋の損害割合は、当初は「一部損壊」。再調査で「半壊」と認定され、税金の減免措置が受けられた。ただ、再建には斜面の擁壁工事も必要で、費用は試算で約3千万円。住宅ローンは65歳まであり、とても払えない。「個人では到底首が回らない。被災者に根差した訴えを選挙戦で聞きたいが…」。男性はもどかしさを募らせる。‬ ‪ 神戸市灘区篠原台の女性(60)は、西日本豪雨による土石流で自宅の玄関や門扉などが被害に遭ったが、「一部損壊」。修繕費用は約100万円を自己負担した。「復旧が決して楽でないということを分かってもらいたい」‬ ‪     ◇‬ ‪ 被災者生活再建支援制度は、阪神・淡路大震災で被災者への公的支援を求める市民運動が展開されたのを受け、議員立法で創設された。その後も支給額の引き上げや使途制限の撤廃などで使い勝手が大幅に改善され、現在では全壊または大規模半壊の世帯などに最大300万円が支給される。ただ、半壊や一部損壊が制度の枠組みから外れるという課題は残ったままだ。‬ ‪ このため多くの自治体は、支援対象外の被災者のための独自制度を設ける。昨年6月の大阪府北部地震では、住宅被害の99%超(約5万棟)を一部損壊が占めた。被害が大きかった高槻、茨木市などは一部損壊でも修繕費用に支援金3万~20万円を支給したが、必ずしも十分とは言えないのが現状だ。‬ ‪ 「支援格差」は全国知事会も課題として共有し、昨年11月に半壊世帯までの制度拡充を国に求めた。今年6月には国と自治体が同制度を議論する会議も始まった。災害が相次ぐ中で被災者の視点を重視する機運が高まっているが、参院選の公約で同制度の拡充を訴える政党は、国民民主党日本共産党社民党などにとどまる。‬ ‪ 兵庫選挙区でも立候補者が演説などで取り上げる機会はほとんどない。与党側の新人は「課題の一つだが、限られた演説時間の中では党が重視する公約の説明が優先される」。野党側の新人は「街頭演説では政策をあまり聞いてもらえない。とにかく名前を有権者に伝えないといけない」と語った。」‬

ハンセン病家族訴訟、控訴取り下げ「おわび」のはずの安倍政権が判決を不服とする政府声明を出し、訴訟原告団と弁護団が批判

安倍総理、菅官房長官、根本大臣が「おわび」の大合唱だが、判決を不服としている政府声明が出された。

政府声明も閣議決定 ハンセン病判決に「法律上の問題」 2019年7月12日12時15分 https://www.asahi.com/sp/articles/ASM7D3JM2M7DULFA006.html

すぐに ハンセン病家族訴訟原告団弁護団は反論の声明を発表。

「政府声明は,本判決の論旨を曲解するものであると言わざるを得ない。そもそも,本判決の指摘するハンセン病患者家族が差別・偏見を受けるような一種の社会構造の存在を前提とすれば,いかなる理由によっても消滅時効は成立し得ないはずであって,本判決の消滅時効に関する判断はむしろ当然の帰結である。 以上のとおり,政府声明は,最高裁判例や本判決の論旨を正しく理解しない不当なものであると言わざるを得ず,本判決の法律的な判断は何ら揺らぐものではないし,本判決には政府の懸念するような国民の権利義務関係に影響を及ぼす内容は含まれていないものと考える。

2019年7月12日 ハンセン病家族訴訟原告団 ハンセン病家族訴訟弁護団https://www.dropbox.com/s/5dlkw4r11f0i7p8/190712seimei_seimei.pdf?dl=0

そもそも、ハンセン病家族やハンセン病者のために、国が差別的制度を長らく維持してしまった責任を認め控訴取り下げするのが当たり前のことである。 総理の手柄のように報じられること自体おかしいのだが、小泉政権の時にもこれはあった。 何十年苦しんできたわけで、なぜこれまで政府は裁判を長引かせたのかそのこともさらに批判されねばならない。

そして本当は謝る気がないのではないかと思っていたが、さすがにこの政府声明には驚いた。 連日総理や閣僚のおわびが新聞紙上をにぎわせる一方、本当は判決に不満なのだという政府声明を閣議決定するとは。 謝る先から舌を出すような、許すべからざる行為。

選挙パフォーマンスのためにあやまるふりをしているという疑いは明白となった。 ハンセン病者の家族、ハンセン病者をさらに踏みつける政府声明である。

日本政府、安倍内閣は、詐欺的なおわびパフォーマンスをやめ、真摯に判決を受け入れるよう求めたい。

ハンセン病については、本来治療できる病気であることは早くわかっていたのに、治った人々を隔離収容し、差別を政府が正して来なかった。 このことで、戦争をまたいで、ハンセン病当事者、そして家族が社会的な差別を受けてきた。それをこの国は正して来なかった。それが問われているのだ。 戦前から戦後に持続する国家的差別事案なのである。

ハンセン病者や家族に対する謝罪や償い、差別をなくすための啓発や教育に政府は全力をつくすべきである。

【詩作品】ふらつきながら

もういいんです

剥がれた石を

乗り越えていく朝日

どうしても悲しい

ある日のことが

流れていく

僕たちの記憶は

こんなにも光り

ただ

争うことが

目の前を走り続ける

優しい腕に抱かれ

倒れながら

調和について思う

調和に

みにくいと感じることが

雨の中で

様々なものを冷え固まらせ

僕たちはともかくは

生きているのだと思おう

たとえ

生きているように

思えないのだとしても

くたびれた駅を通り過ぎ

線路脇を歩き続け

ふらつきながら

いつしかたどり着くこともある

【詩作品】ひとつになることもあるから

普通の言葉で しゃべろうとしたんだけど 舌がうまく回らないから 口笛を吹いて どこまでも風みたいに 流れて行きたかったんだ

橋の上に車が無数に流れて この文明の余りはどこに行くか 考えてたけど 僕の行き先がわからなかったんだ

現実逃避と言われ 確かに戦えたかどうか ひとり立ちしたか わからない けれど命は ただぼんやり流れていくものかも しれないね

流れていくなら 選べないことがあるさ 生まれた場所も時間も 選べないから この肉体も産んだ人も 選ぶとか選ばないとかじゃなくて だけど 生きている一瞬が 真剣に楽しかったり どうでもよかったりしたら

モノの不条理さえ 感じられる

僕は痛がりで 怖がり 僕は痛がりで 怖がり

みてもらえばわかるさ よく見て欲しいんだけど 注意深い人は この世界にあまりいない 忙しいと言いながら 自分自身のもやもやや欲望や どうでもいいことから 離れていくばかりで

僕も真面目すぎたり 他人に引きずられたりして あまりにも 自分が空っぽで

でも 集中して夜の風を聴くと なんだか 宇宙から降り注ぐつぶが 僕らとひとつになることもあるから

ひとつになることもあるから たぶんあるから もしかしたらあるから なくたって そのうち どうにかなるもんさ

【F35Aステルス戦闘機墜落】機体捜索打ち切りへ。フライトレコーダーさえ未発見のまま飛行再開は危険極まりない。

‪墜落したF35A戦闘機 捜索打ち切り飛行再開へ https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000156203.html‬ ‪「墜落したF35A戦闘機 捜索打ち切り飛行再開へ‬ ‪[2019/06/04 14:55]‬

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000156203.html

‪ 4月に青森県沖で墜落した航空自衛隊の戦闘機「F35A」について、岩屋防衛大臣は機体の捜索を打ち切り、中止していた飛行訓練を再開させる方針を明らかにしました。‬

‪ 岩屋防衛大臣:「これ以上、そこ(周辺海域)から事故原因の究明につながるような材料が出てこないだろうという判断を致しました」‬ ‪ 最新鋭のステルス戦闘機「F35A」の墜落事故を巡っては、自衛隊が周辺海域で捜索を続けてきました。機体は激しく損傷しているとみられていて、これまでにエンジンや主翼の一部を発見していましたが、フライトレコーダーは見つかっていません。隊員が行方不明のままであるため、防衛省は海域を広げて水中カメラを使った確認作業は行うものの、機体の捜索は事実上、打ち切ります。そして、中止していたF35Aの飛行訓練を近く再開させる方針です。」‬

機体損壊状況が激しいのかもしれませんが、最低限フライトレコーダー発見しないと、事故で何が起きたかわからないんじゃないですか。 事故原因わからないまま飛行再開なんて危ないです。

私は以前日航ジャンボ機123便事故の書籍を読み、アメリカの民間航空機の大事故調査の記述を読みましたが、なるべく機体の部品は捜索するという記述がありました。 全てがそうではないかもしれませんが、後から事故原因を誰もが検証できるようにするためです。 公開で様々な知恵が集まれば技術検証の精度は高まります。当時思いつかなかった原因が後から見つかることはありえるからであり、開かれた議論のプロセスの中に置くことが技術の発展に不可欠です。 特に科学は失敗や被害に対して謙虚になりそこから学び、被害を防止しなければたやすく腐敗してしまいます。

軍事技術というのは機密が多いのかもしれませんが、そんなことでは事故が防げません。 原発もそうですが何でも秘密にする体質が、開かれた事故検証を妨げ、繰り返す事故につながっているのではないでしょうか。 原発も軍用機も、民間人に多大な影響を与える技術です。しかし、それは同時に国家や産業が強引に秘密裏に進める技術でしかありえないため、原理的な検証不可能性を抱えているのではないでしょうか。 民主主義に反する疑いがあります。 事故原因を検証しなければ再度墜落したりしてしまいかねません。 パイロットだけでなく、あらゆる場所で人々が被害に遭います。 さらに言えばステルス戦闘機は、レーダー網をかいくぐり、相手方の人命を奪う技術であり、このような技術の高度化もイージスシステムなどとともに世界に広がることに多大な懸念を持ちます。

防衛省自衛隊は、航空機事故調査の基本がわかってない訳ないと思うので、フライトレコーダーすら見つからない状況で、飛行再開を明言するのは米軍と同じように、人々の安全に関心がないとしか思えません。

最低限フライトレコーダーを見つけないで、飛行再開も何もあったものではないでしょう。 フライトレコーダーやボイスレコーダーには、当時の航跡や交信記録が記録されており、事故当時何が搭乗員や機体に起きたのか、記録されているはずです。 それをまず捜索して見つけ出すのが事故原因究明の常道ではないでしょうか。 機体損壊状況が激しいということは、非常に深刻な事故の可能性があると思います。 こんなに急いでまでF35ステルスの配備実績を作りたいというのは、自衛隊の戦力を急いであげて、早く戦争の準備でもしたいのでしょうか。

私は、自衛隊の存在自体に憲法的に大きな疑問があり、憲法改悪にも反対ですがフライトレコーダーも見つからないまま飛行再開を明言するのはあまりにも恐ろしくて、あらゆる人々がこの強行を批判してほしいと思うのです。

自衛のためという論理で事故検証がなおざりにする体質さえ育っているならば、この世界で軍事とは一体何なのか、厳しく問い直す必要があるのではないでしょうか。

【詩作品】Falling rain

雨の中を合羽を着て 自転車に乗っていると 目の前をチラつく雨粒に苛立った 水たちは私よりも新しいのか と考えてから 雨粒も私も 物質という意味では 起源は古く 宇宙から やってきた何かに違いない 宇宙とはと 考えたけれど 物理学に詳しくないのです

雨は次々降ってくる 厳しくなり また緩くなるが 合羽を久々に着たので 落ち着かない 生暖かくカサカサして ビニールの匂いがします

たぶんひとはその人自身として 大切にされなければならないのであり 私たちの心の奥底にあるものは けして乾いてはならないのだ

私は雨の中出かけ 電車に乗り うどんを食べたりした 昼も夜もうどんを食べた 闇が迫る繁華街を歩き ビルの一室でいろいろな ことを語り合った

そのあと 私の奥に流れる血が ざわめいて 夜の繁華街の人びとの様を ひたすらみていた 誰もが 人間として扱われていない という切実なことを アフターファイブに後回しにして 仕事を優先している

人の形をした互いとして 抱き合ったり 笑ったり 水を飲んだりしながら 乾き焼けただれた魂は 癒されない

一番凄惨な場面に立ち到りなお 私たちはなぜ 何よりも早く 何よりも先に 私を私として かけがえのない人として みてほしいと ただ率直に 細密に 声にしないのか

ただ誰のせいでもなく 私は 見捨てられた雨の中を 泣かないのか

私たちは自分が 何を求め 何を感じるのか 知るべきだ

誰かへの詮索の前に 知る知らないの前に 意味の前に価値の前に 私たちの中で 崩れる映像が 向こう側からあらわれている

何も起きないようにし続け 決定的に死に絶えようとしている

川から川へ 私たちは逃げたが 最期にノドが乾き 焼けただれた私たちは ただ その場にへたり込んでいた 例えようのない 暴力を 作り出した時 私とあなたの関係の時空は 歪み それが私たちの 内側を 絶滅で満たした