細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

日本維新の丸山穂高衆院議員の「戦争」暴言に対し、日本政府も日本維新の会も、ロシア政府とロシアの民衆に謝らず、右往左往している。早く謝罪し、丸山穂高議員は国会議員を辞めさせるべき。戦争などとんでもない。

領土侵攻による北方四島の領有を目指すとは、聞いたことがありません。 国際法上も憲法上も侵略はだめです。 日本はアジアを侵略し、おびただしい人を殺し、人生を破壊しました。

さらに丸山穂高氏は元島民に対して、戦争して勝ち取るしかないですね?と話しかけ、元島民に武力侵攻を言わせようとした。 元島民の方々が常識的だったため、丸山穂高氏に反論した。

戦争をするとは当該地域の生命と安全を脅かし破壊するといっているのであり、どの国も言ってはいけないことだ。 島々が誰のものか以前に言ってはならないこと。

与野党の国会議員は、丸山の辞職勧告決議を出すべきで、政府はロシアに特使を出して謝罪すべきだろう?

誰も彼もロシア政府と民衆に謝らない。 おかしいよ。

なんなのこの国。 みんなも、辞めさせろ、ちゃんと謝れと言わないとこの国歯止めないよ。行くとこまで行くよ。 ヤバい。 国際関係でありえないよ。

‪安倍もそうだが、自民、維新、その他右派、というか今やほとんどの政党が国内の右翼とアメリカ政府しか見てないでしょう?‬

‪外交なんだから相手国、というか相手国の民衆と友好関係や信頼関係が必要。そうじゃないとお互い意見言い合えない。‬ ‪それが全くみえてない。‬

‪そら、こんな態度で、交渉もなんもないって、独りよがり、自分のメンツばっかり、相手みえてない。‬ ‪明治から昭和の日本政府もこれだったから、侵略し続けてまだわかってないよ、これは。‬ ‪‬

やはり、右から左まで多くの方が北方四島問題で国家のメンツではなく、現在の住民、先住民族、元島民の方々と向き合うという基本命題を忘れて、安倍政権と同じ土俵で弱腰云々に終始した結果が丸山穂高の暴言を帰結したのではないでしょうか。 相手国の政府と人民、実際に住む人、先住民族のことを見ない解決はないと思うのですね。

そして、北方四島において、住民や先住民族が安心して住めるような国際関係を展開すれば、憲法にかなう議論ができると思います。 そのことを私たちはもっと認識すべきと突きつけられたのではないでしょうか。

北方四島問題を安倍政権とも、野党とも、ロシア政府とも違う場所から見ようと頑張ってきました。 その核には国民国家間の領土紛争にさらされた、島の住民、先住民族のことをまず考え、彼らへの贖罪の意味で、国家は彼らが安心して住めるよう協力すべきという思いがあります。 まず日本政府は先の大戦に ついて反省してください。 反省が足りないことが引っかかり、会談どころではなくなってます。 日本が先の大戦について総合的な反省をしないことが、中朝韓ロ米との平和外交のネックになっていますし、安倍さんが総理だというのは最悪です。

【詩作品】木曜ドーデショウ

本当の言葉と書いてしまって どうしよう 本当も 言葉も ないのだと思って 困った

夜は 空が多少きれいであるような 窓の向こうに 空気とか 物質とか 光とか 電波が飛び交っている あたかも静止した街は そうではないのだが 私が動揺するたびに 街は圧倒的に 目に入る 目を見れば 他人の魂がわかる かもしれないが まったく 言葉にならない この人を 知ってるように 思う 出された料理に 口をつけ 箸を使って 腹を満たす

極端な意見を書いてしまい 私はまた 理解されない と思った なぜ しんらいを壊すようなことを してしまうんだろうか しかし 極端にみえる 意見は 極端ではない 私は 本当のことを言いたいのです ですが 本当っていうたびに 嘘みたいだから なかなか伝わらない ただ そのようにしか 考えられないんです 私の感受性だから このものを そのまま受け取ると 私もあなたも 壊れてしまうかも しれない

しかし私たちは 毎日死につつある 顔を洗い 見えない崖を 飛び越えて 来ているんです ここへ だから すごいことなのかもしれない けれど それでは 毎日すごいみたいで それもいい加減に思えますが 違いますか どうでしょう

【詩作品】バカいうな

鼻垂れる 吹き荒れる 祝うという バカいうな もういいぜ 死んで 生きてを繰り返す ひと だよ 私も

たまたまなんだから 私は

命のカオスを生きる時 君誰なんだ? 私は誰なんだ?

暗闇に咲いた無明のからまりが 私と呼ばれるなら 名を付けたことの 上に 旅の恥かき捨てよ

優しさは風に流れ 夏の花咲かすよ 誰も偉くない 誰も王ではない 命が壊されて行き 悲しみに泣き暮れても

あの頃蒸気船が行き 高台から見えた木々と向こう側と 青空 異国も見知らぬ人も 誰に頼らず みんな初めてなんだよ 決まりなんてない まれびとに 頼らず未来はある 腕が上がらない 中年の梅雨 その前に長休み 冗談じゃない

私はいつもギリギリなんだ へこたれてギリギリなんだ 同調は怖いよ 同調は怖いよ 苦しんだ魂の 声聴けよ

歴史を忘れた藻屑よ これをワダツミというか 海原に プラスティックと放射制物質 流れ流れて 万物は流れ 万物は狂うだろう

【詩作品】あふれかえる夕方

本当に空白で 真昼にお皿を洗っている 水のしぶきが 私を泣いている めくれてきた私から 神経の束が あふれる

疲れたから寝ている 単純な 困難に打ち負かされて 光と、微粒子の私が ぶつかり合って 頭の中が かゆくなる

あなた方は 私の示す感情に 名前をつけず 答えなかったので 生きられる感情にならず あふれかえるものは 意識される私にならず

私は 透明な子ども時代に みぞおちと腹を突き上げられ 苦悶のエクスタシーで 他人を見失う

好きとか 嫌いの前に 名状できない むずむずがあって むずむずは コーヒーによっては 静まらない

窓ガラスを見ていると 今日の日付がわからない 歌を歌っているしかない 真面目な話なのに 犬が 子犬が吠えている 血があふれて 空から降りてくる風が とても美しい

夕方 灰と紫の雲 私の 生まれる前の 赤や黄色 そこで 私は 立ち尽くしていた あの時 なにか なにかがあったような 時間が柱を つらぬき 電流が降りてきて 私は眠るようにうっとりして いる 夜空に穏やかさが 生まれると 明日 を 恐れている

天皇制を維持することは戦争責任の否認と、政教非分離をもたらし、日本国の制度において、人権と平和主義の定着を阻む原因になっているのではないか

戦争責任について、裕仁も認めずにはぐらかして亡くなったわけだが、明仁も明言しないまま、国家神道儀式をやって退位してしまい、徳仁に引き継がれようとしている。 あれだけの戦争を起こした国家元首でありながら、東條英機やごく一部の人間に責任を押し付け、戦争責任をみとめず天皇と政軍財界の有力者は生き残った。 帝国政府は天皇や政軍の戦争責任を示す証拠の文書を敗戦直後かなり燃やし た。 また、これはGHQが日本の統治の都合上裕仁が有用なので、天皇を残したかった(これは複数のGHQ高官が語っている資料が存在し端的に事実である)だけであり、戦争責任に連座したくない、既得権を破壊されたくない日本の旧支配層の利害にも合致していた。 天皇に戦争責任がないという話ではない。アメリカ以外の多くの国は天皇訴追の論調が強かったからだ。

天皇の人柄がどうこう、天皇は平和主義者だ云々、裕仁の戦後の原爆や戦争責任に関する発言を聞いたら吹き飛ぶ話である。 天皇が好き、素晴らしいという人ほど、裕仁明仁の、道理が通らない部分を知らない。 そんな尊敬とはなんなんだろうか。

ちなみに裕仁の罪は明仁徳仁に関係がないという論調もあるが、これも変な話だ。 ではなぜ、明仁徳仁はアマテラスや神武天皇と言った神話設定の儀式をやるのか。 この宗教的な設定が、日本が現人神あるいは神の末裔により作られた特別な力を持つ国だという自民族中心主義をもたらし、ごう慢で客観性のない精神論を横行させ、他民族には差別と虐殺、国内には無謀な戦争推進をもたらした。 その反省を天皇制日本はしていない。 このような検証不可能な設定は端的に宗教である。 宗教が国家制度と分離されなかった時代ひどいことが起きたからこそ、近代国家は政教分離を備えたのだ。 宗教なら国家制度と切り離さねば説明がつかない。 アジアで元号を採用している国はほとんどない。 なぜなら、王制はほとんどの国で革命によって廃止されたのだ。 つまりその意味で、日本が人民主権ではないことの、これは例証でもあるだろう。

【詩作品】sooner or later

優しい言葉だと感じた時に その人は去っている もう一度ききたいと願っても 僕はもうひとりになっている

青い空の旅人

望んだか望んでないか ではなく 気づいたらいつもひとりだった そのさびしさは大きくて 誰を愛し 誰に愛されたらよいか まるでわからなくなる

夜の闇の中で 私の姿が薄まっていく 手を広げて待っていたら 通気口から 大きなトカゲが何匹も落ちてくる

いつも待つしかないんだ いま ここを感じようとして 手遅れか早すぎる 首すじをかいて くしゃみをしている 雲がいくつもいくつも 通り過ぎるうち 私の空洞から 湿った風が吹いてくる

こんなはずじゃなかったと 言ってみる 間違いだろうか これでいいのかな 床に倒れたまま 考えこんでいる

私の愛の言葉は さみしいです 大きな大きな愛の中で 誰もいなくて

この部屋から出て 優しく叫ぶ 光と陰と屋根 のぼるのぼるのぼる

青い空

【詩作品】自由意志

限界を感じて 青空にちぎれ雲 目にしみる青さに 深くおぼれてみる

何本もの泡の柱が 立ち昇る中を 歩いているみたい 脳の中で

笑いが笑いでなく 風が風でなく 緑が緑でなく すべていつか仕組まれたお話みたいに

ダマされまいと ただ駅に向かって歩いている

ただ生きることに集中し 集中しすぎてめり込んだら 見えた遠い世界を

どうしたらいいのか 生きているだけなのだ

あたたかくなってきたから 黄や赤の信号が 目や耳に走る

君も私も稲妻なのだ ただ あぜ道を歩いて 限りなく あぜ道を抜け 川べりに立ち 巨大な文明の跡を眺める

今 私がある世界がすべて 遺跡に見える 私もまた終わったまま 有終の美を 失っている

ぶつぶつと 川や石が話しかけてくる 錆びた鉄橋が ゆっくりと 朽ちていく

どこに行ってもいい どこに行かなくてもいい