細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

チェルノブイリ原発事故より32年。核燃料取り出しに500年以上。かえりみて日本の福島第1原発事故以降の言語秩序とモラルの破壊に思うこと

本日チェルノブイリ原発4号炉が爆発した日から32年目です。 書いてるうちに翌日になって、32年と1日目になりました。

セシウム137の半減期は一回しかすぎていません。

NHKで活躍されていた原発事故ドキュメンタリー製作者七沢潔さんのこの本は96年版、「チェルノブイリからもんじゅへ」となっている。

七沢さんは福島第1原発事故でも放射能汚染地図作成のドキュメンタリーを撮った。 スリーマイル島事故の時、私は5才、チェルノブイリ事故の時12才、もんじゅ事故の頃21才、JCO臨界事故の時、25才、そして福島第1原発事故の時37才。

生まれてから8〜9年スパンで原発の事故が起きている。

改めてがくぜん。

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チェルノブイリ事故から32年 核燃料除去に「500年」:主要:福島民友新聞社 みんゆうNet http://www.minyu-net.com/newspack/KD2018042601001803.php 「 【キエフ共同】旧ソ連ウクライナで1986年に起きたチェルノブイリ原発4号機の爆発事故から26日で32年を迎えた。原発の解体、廃炉の立案を行うチェルノブイリ原発のドミトリー・ステリマフ戦略計画部長(41)は共同通信に「原発の核燃料除去まで500年以上かける方策が現実的」との見通しを語った。

 4号機は2016年11月に耐用100年の鋼鉄製シェルターで覆われた。ステリマフ氏によると原発解体に向けた第1段階となるシェルター内の電気配線やクレーンの設置、換気システム整備が年内に完了する予定だ。

 26日には、首都キエフなどで事故犠牲者の追悼式典が行われた。」

チェルノブイリ原発事故から32年が経ちました。核燃料取り出しには500年以上とチェルノブイリ原発のステリマフ戦略計画長は話しているそうです。

かたや少なくとも3基の原子炉で爆発が起き、4号機もなぜあんなに損壊したのかという東京電力福島第1原発は、複数基の事故なのに、たった40年で廃炉できると。 さらに、福島第1原発事故で発生した放射能汚染廃棄物を処理処分する中間貯蔵施設は、30年以内に、県外に廃棄物を移動させると。

福島第1原発廃炉は現実的に本当に40年で可能か、可能ではないと、愚考する私ですが、しかし無理にでも可能にするなら、作業員がどれだけ被ばくするか、廃炉の過程でどれだけの放射性粉じんが飛散するか本当に恐ろしく感じます。 政府や東電におかれては無理は慎んでほしい。

さらに放射能汚染廃棄物の件、燃やしたり、果ては公共事業に再利用とか国は言いだしています。 30年で、県外の自治体が引き受ける保証もなく、なにしろ危険物。 受け入れ先がないならなるべく燃やしてかさを減らそう、減らない土は、土手や堤防や道路の路盤の下に埋めようと考えているのではないかと私は邪推します。 これも国はもっと丁寧に未来のリスクを考えてもらいたい。 せっかく除染したものを堤防や道路の下に埋める。 これでは、あちこちが無制限に核廃棄物処分場になってしまう。

事故の形態の違いはあれど、チェルノブイリ原発の担当者の言うことのほうがまだしも慎重に思えます。 しかし、半減期が千年万年を越えるのが核燃料の中にあるウランや超ウラン元素の厄介さです。 さらに、チェルノブイリ原発事故において、事故した原発の中には、爆発に巻き込まれた作業員が未だ埋まっています。

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福島第1原発事故の1号機が爆発した時、 テレビのアナウンサーは、学者先生に「これは何が起きたのですか」と聞いた。 学者の先生が「これは爆破弁です。爆発的に原子炉の圧力を抜いたのです」と言ったのを見てしまった。 アナウンサーも一瞬沈黙していた。

これ以降、私は言語の秩序が崩壊し、言葉は現状をなんとしても取り繕うものになったと思っている。 いや、天皇原子爆弾について「広島長崎の人びとは気の毒であったが、やむをえないことであります」と言ったのも、「取り繕う」言葉だったのかもしれない。

彼や彼の仲間が引き起こした戦争を取り繕ろえるわけがない。 結果、戦後という時代は、戦争放棄という憲法を抱きながら、在日米軍自衛隊を配置する国である。 保守したい人はしたいだろう、戦後日本は、そのような言語破綻を核心に持つ。 保守も革新もこの言語破綻を認められない。 だからジョーカーともいうべき安倍総理は七色に光る支離滅裂な弁明を吐き続けて地位を失わない。

むろん、たいがいのことは、「取り繕う」ことなんぞできずに事態は悪化するしかない。 しかし、悪事をしたい政治家などには好都合だ。 常識のない世界でいくらでも言葉は切り貼りされ、繕えないものを繕おうとして大風呂敷になる。

大風呂敷の結果、汚染水および福島第1原発はアンダーコントロールとなり、セクハラも文書改ざんも騒ぐ奴が悪いとなる。

問題は私たちが筋道を立てるかどうかにかかっている。

ここでは戦略的に清濁併せ飲まないことも必要なのかもしれない。 オトナゲナイ分からず屋の、理屈にこだわる人になる。 私はこの意味で自閉症スペクトラムであることは、意味があるのかもしれない。

なぜって七沢潔の96年の本『原発事故を問う』によれば、チェルノブイリ事故の時日本の専門家は日本ではあんな事故は起きないと言ったらしい。 またしても、チェルノブイリの時にも、言語破綻はあった。 神国日本 世界一安全 すべて言語とモラルの破綻なのだ。

アスペルガー症候群の元になった医師アスペルガーがナチスの障害児安楽死計画に加担していたという記事を読んで。

アスペルガー症候群の名前の元になった小児科医ハンス・アスペルガーナチスの障害児安楽死計画に加担していたという論文が専門誌に発表された。

私自身、自閉症スペクトラムの診断を受けていて、気になるニュースだ。

1980年代に、ローナ・ウィングらがアスペルガーの論文を再評価し、自閉症は、知的障害や言語障害の少ない人々にまでその傾向があり、「スペクトラム」になっているという見解を打ち立て、現在「自閉症スペクトラム」という考え方が世界的に広がっている。

自閉症スペクトラム」という自閉症の捉え方は、なくならないだろう。 (以下2018年4月21日午前10時15分追記) 知的情緒的にどうであるかは関係なく、自閉的な傾向が普遍的にあるという考え方だからだ。 とはいえ、アスペルガーがどんなふうに子どもたちを見ていたのか、徹底した再検証は必要である。アスペルガーの知見に優生思想はどのくらい入っていたのか。 それがアスペルガーの確立した知見にどのくらい影響するか私にはわからない。 研究のさらなる進展を待ちたい。 (以上2018年4月21日午前10時15分追記終わり) ともあれアスペルガーが子どもたちを守るために、「自閉性精神病質」という概念を作ったという話は、大いに疑わねばならないのかもしれない。

自分もこのような知識しかなかったので、認識を改める必要があると感じた。 https://twitter.com/ishikawakz/status/889337636535402496?s=20

アスペルガー自閉症の子どもたちにも知的情緒的に素晴らしい部分があるとしたわけだが、この擁護の仕方が変だとは私もなんとなく感じていた。 しかしアスペルガーがそこまでナチスに関与していたとは、、 ショックである。辛い。辛いが考えねばなるまい。

知的情緒的に素晴らしかろうが、素晴らしくなかろうが、というよりどんな子どもも大切にされねばならないのである。

私は若い時に知的障害者グループホームで働いた経験があった。 彼らの存在に触れたから、知的障害を持つ人々への予断を破壊できた経験だった。 とはいえ私の中に気づかれない形で差別観念はあるだろう。人間には深く自覚しえない優劣の観念があるだろう。

泊まり介護は体力的にも精神的にもキツくて、辞めてしまった。

職場環境が辛かったり、私自身の人生の中で、仕事以外の恋愛とか生活に挫折した時期である。

そんな中で、私は少しずつ、自らの生きづらさに向き合っていくことになった。大変な仕事だったが、私は私の生きづらさに向き合うきっかけになったと思う。

まだまだ私は私の生きづらさと他人の生きづらさを同じレベルで捉えることはできていない。 だから私は私の生きづらさで、頭がいっぱいになる。 比べて自分が大変だと言いたいのかもしれない。 しかし苦労に優劣はない。 そのことをもっと深く捉えられたら。

できるできないに若い時よりはこだわらなくなった気もする。 それは生きづらさ、病気に向き合ったからかもしれない。 しかしそれは優劣を乗り越えたというよりできないことを追及するエネルギーが少なくなったからかもしれない。

障害にも人間にも本当は優劣はない。 あらゆる人間がそう思い、気づく時が来るまで、私たちは学び合わなければ、たぶん生きていけはしまい。

「H・アスペルガー医師、ナチスに「積極的に協力」か 研究 2018年4月20日 15:43 発信地:ウィーン/オーストリア H・アスペルガー医師、ナチスに「積極的に協力」か 研究

【4月20日 AFP】アスペルガー症候群の研究で知られるオーストリア人小児科医のハンス・アスペルガー(Hans Asperger)医師が、ナチス・ドイツ(Nazi)の安楽死プログラムに「積極的に協力」していたことが明らかになったとする研究論文が19日、発表された。

 オーストリア・ウィーン医科大学(Medical University of Vienna)の医史学者、ヘルビヒ・チェフ(Herwig Czech)氏は論文で「アスペルガーナチス政権に取り入り、忠誠を誓う代わりに職の機会を得た」としている。

 チェフ氏によると、アスペルガー医師は、強制的な不妊手術を含む民族の浄化政策を公に正当化していたとされ、その時々でナチスの子どもの安楽死プログラムに「積極的に協力していた」という。

 専門誌「Molecular Autism」に掲載された論文では、アスペルガー医師がナチスそのものには入党しなかったものの複数の関連組織に参加していたことが指摘された。

 今回の研究でチェフ氏は、現代の文献やこれまで未調査だったアスペルガー医師の私的ファイルや患者の記録を含む膨大な資料を見直した。そのうちの一つである1940年のナチスの資料には、アスペルガー医師が「人種と浄化法という問題で国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の考えに一致していた」との記述があったという。

 また、同医師は各講演でナチス医療の理念に忠誠を誓い、1938年にオーストリアドイツ第三帝国(Third Reich)に「併合」されてからは、診断書に「Heil Hitler(ヒトラー万歳)」とサインしていた。

 チェフ氏によると、アスペルガー医師は2歳と5歳の少女をウィーンの精神病院内にある悪名高き「シュピーゲルグルント(Spiegelgrund)」の施設に移すよう勧めたという。そこでは「遺伝的価値」と「民族的純粋さ」に欠けるとされた800人近くの子どもたちが死亡しており、その多くは殺されていた。2人もここで命を落としているが、その原因は「肺炎」と公にはされている。

 またアスペルガー医師は別の病院の小児病棟の約200人の運命の決定する委員会にも所属していた。ここでは35人が「教育不可能」とされ、後に命を落としている。

 AFPの取材にEメールで応じたチェフ氏は、今回見つかった証拠は、同医師が「子どもたちの診断を飾リ立てることで、彼らを保護しようとしていたという認識が誤りだったこと」を示していると説明した。

■死後の承認

 アスペルガー医師の業績が認められ、その名にちなんでアスペルガー症候群との名称がつけられたのは、1980年の彼の死後だった。

 論文掲載誌の共同編集主幹で認知神経科学者であるサイモン・バロンコーエン(Simon Baron-Cohen)氏は、同論文が物議を醸すものであると認識しているとしたうえで、「われわれが掲載に値すると思ったのは、小児学および児童精神医学に長きにわたって価値ある貢献をしてきたとされる医師が、ナチスの嫌悪すべき優生学安楽死政策を積極的に支援していた罪があるという真実を暴露しているからだ」と語った。

 英国自閉症協会(National Autistic Society)自閉症センターのキャロル・ポベイ(Carol Povey)氏も、同論文は全英の70万人の自閉症患者やその家族、特にアスペルガーの人の間に大きな議論を呼ぶものだとしている。

 他方で米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)欧州研究所の上級研究員エディス・シェファー(Edith Sheffer)氏は、用語としての「アスペルガー」の使用を止めるよう呼びかけている。

「Asperger's Children: The Origins of Autism in Nazi Vienna(アスペルガーの子どもたち:ウィーンのナチス自閉症の起源)」の著者である同氏は、「疾患や障害に人の名をつけるのは、その人の功績を認め称賛するためであって、アスペルガーはそのどちらにも値しない」と語った。(c)AFP/Simon STURDEE」 http://www.afpbb.com/articles/-/3171911

放射能汚染廃棄物を試験焼却していた宮城県仙南クリーンセンターで、空間線量の急上昇が発覚。行政サイドは線量上昇の原因について予断を持たず調査すべき。試験焼却の暫時中止も検討すべきではないか。

汚染廃棄物の試験焼却 仙南クリーンセンター周辺の空間線量が一時基準値超す(0.6マイクロシーベルト)、環境省は異常値表示は機器の不具合で試験焼却が原因ではないと~ https://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/bf15f63f291c3cdb0b1b447f269c8603

「さっそく、環境省が「宮城県内のモニタリングポストの異常値は、8,000Bq/kg以下の農林業系廃棄物の試験焼却が原因ではありません」とプレスリリース、、、

素早い対応の連係プレーはいいとしても、さいしょっから、、「8,000Bq/kg以下の農林業系廃棄物の試験焼却を原因として実際に空間放射線量が上昇したものではないことは明らかです。」と決めつけていては、何か問題があったときに、みえるべきものがみえてこない、、、なんのための測定かわからない、、ましてや、、、周辺の他のポイントは低いので、ひとつだけ高い値は機器の故障というのでは、複数の測定の意味がない、環境省の言い分は非常におかしい、、、、、

異常値はすべて機器の故障のせいにするのではモニタリングポスト設置の意味がない、、、」

私もこのブログの方の意見に共感する。

なぜ、いきなり計器故障のせいにするのか。

初めから決めつけるのではなく、実際に空間線量が上昇したかもしれず、その線でも検証してもらいたい。機器がちゃんと働いて放射線量の上昇を検知したかもしれない。 初めから機器の故障と決めつけるのは行政サイドが放射性物質が飛散するはずはないという99.9パーセントフィルター除去というカタログ効率を頭から信じて疑わないからではないか。 様々な事情で、除去し損ねたり、フィルターがそこまで機能しない可能性を考えていないのではないか。

何のために宮城県議会で、国側の大迫氏だけでなく、バグフィルターの除塵性能が完璧ではないと、実証的に明らかにした岩見億丈氏を呼んで証言させたのだろうか。

岩見億丈氏の参考人質疑 会議録 宮城県議会 環境生活農林水産委員会 2017年2月5日(日曜日) http://blog.canpan.info/renn/img/EFBC91EFBC97EFBC90EFBC92EFBC90EFBC95E38080E792B0E5A283E7949FE6B4BBE8BEB2E69E97E6B0B4E794A3E5A794E593A1E4BC9AE38080E5B2A9E8A68BE58484E4B888E6B08FE381AEE58F82E88083E4BABAE8B3AAE79691.docx

確かに25日以降汚染廃棄物を燃やしていない。

しかし300メートル地点なら25日までの汚染廃棄物の焼却の際、フィルターが除去し損ねた微粒子が地表に降下し、風がそれを巻き上げて、空間線量を押し上げる可能性はゼロではない。 あとから職員が計ると気象条件の変化などで線量が低かったのかもしれない。

むろんこれは推測であり、仮説である。

しかし住民の安全を宮城県角田市の行政は考えてほしい。 機器の故障と頭から即断するのでなく、機器の故障の場合と実際に線量上昇があった場合と2つの線で検証して、はじめて、原因がわかるはずだ。

単に煽りたくて言うのではない。

ちゃんと調べて欲しい。

科学は実際の現象がなぜ起きたか、物証や数値的変化からつかむものだ。

もしモニタリングポストが故障したならいつからなのか?焼却中は計れていたか? 機器の計測履歴などを精査すべきだ。

もし計れていない時期が長ければ、これはモニタリングポストが役に立っていないことになる。

また、もし実際に空間線量が上昇したなら原因は何か?放射性微粒子が地表にどれくらい落ちているか調べてみるべきだろう。 空間線量だけではなく、煙突から飛散して降下した汚染微粒子のベクレル量を周辺の地表面などを削り取り確かめるべきだ。 なぜなら、空間線量は大まかな指標にしかならず、詳しくは放射性微粒子を捕捉して、その降下量、成分、核種、放射性濃度を見るしかないからだ。

放射性粒子が飛散する福島第1原発事故現場では、放射能管理と作業員被ばくを防ぐために、ダストモニタが設けられ、上昇した場合、警戒や注意をしている。 これは、法律や指示によるもので、無根拠ではない。

そもそも宮城県内では、放射能汚染廃棄物の一斉焼却に慎重や反対の自治体や住民の声が強かった。 そのため宮城県議会では、昨年焼却は大丈夫という国側の専門家の大迫氏と、岩手県宮古市での焼却で周辺の汚染を確認し、バグフィルター除塵性能に疑義があるとした医師で廃棄物資源循環学会の岩見億丈氏を参考人承知した。

にもかかわらず宮城県宮城県に同調する自治体が試験焼却までこぎつけてしまった。

私自身は汚染廃棄物の焼却に反対の意見を持っている。 しかし反対賛成を超えて、今回は線量上昇の原因を究明し、処理について一度立ち止まって考えることも必要ではないか。 汚染廃棄物は、自治体や住民が生み出したものではない。東京電力原発の事故による放射能汚染が原因だ。

その廃棄物問題について東京電力は当事者としてどう考えているかほとんど聞こえない。 本来なら頑丈な施設を作り安全に保管するためお金を出すのは、東京電力の責任と思えてならない。 しかし東京電力の責任を強く問わないように、国環境省は、放射能汚染廃棄物の一般廃棄物化を推奨する放射能汚染対処特措法を作ったのかもしれない。

ともあれこの事件、周辺の住民は心配だと思う。 繰り返すが具体的に何が起きたか検証が必要だと思う。 個人的には「試験焼却」と言いながら、実際に実験施設ではなく一般環境 で実機で燃やすことに甚だ違和感がある。「試験焼却」は行政が住民からの批判をかわすために編み出した用語だと思う。 しかしながら「試験」というなら、計器の数値上昇が見られたのだから、丁寧に検証してほしい。 まず焼却の暫定中止して検証してはどうだろうか。

<汚染廃>仙南・試験焼却、一部の空間線量が一時基準値超す 機器故障か | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180330_13039.html

「宮城 <汚染廃>仙南・試験焼却、一部の空間線量が一時基準値超す 機器故障か 2018年03月30日 金曜日  東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物を巡り、試験焼却が行われている仙南クリーンセンター(角田市)近くのモニタリングポストで29日、空間線量が一時、基準値(1時間当たり0.23マイクロシーベルト)を超えた。機器の故障の可能性があるという。  センターから約300メートル離れたモニタリングポストで午前中、0.6マイクロシーベルトを計測した。試験焼却を実施する仙南地域広域行政事務組合が同じ地点で計測すると基準値以下だった。他のモニタリングポスト9カ所でも基準値を下回った。  試験焼却全6工程のうち1工程目が20~24日に実施され、25日以降は汚染廃棄物を燃やしていなかった。」

【詩作品】感じ方、感じる質の研究ノート

詩を書くまえに 私は自分が感じているものを 恐れ 扱いかねていた

ひとの気配に押されて ひとの前に座ると 私はひとの圧力に 苦しくなるのだ

どんなに大人しく 謙虚なひとでも 生きてるだけでそのひとは ひとつは愚か 多数の迫力を持ち 私はその波動に 苦しくなるのだ

寝ても覚めても それは襲う 安心がない 君は知っていたかなぁ

私だって必死に生きようとしている

しかしそれは 風の前の新聞紙みたいに 頼りなく またやかましい

やかましい ごめん ごめんよ と情けなく 申し訳なくなり 布団にまた帰る

その布団のような安心を 欲しい 欲しいけど ひとに求めるのは 難しい 互いがたてる音に 私は辛くなる

私は君の中から 透明な君自身のクオリアが はみ出しているのが見える そのクオリアに話しかける 寒天みたいに それは柔らかく 弾力がある

私はそのクオリアに 君は泣いているの? とか 怒ってるの? と話しかける

何言ってるの? 誰に話しかけているの? と君は言う

そうか 私はそのひと自身に 話しかけていると思っていたんだが ひとが自分自身と感じているものと 私の感じているクオリアは 違うらしい

私はそのひとが好きだったり 嫌いだったりするが それは君の感じる君自身と 違うんだ?

すると青い空のような さみしい感じに放り出され 暗い夜に様々な声が飛び交い 光る中を 私はうずくまって 地上に1人だと思う

私はいったい この世の ひとと違う ひとの感じ方を感じていたのか

本を読み 毎日苦しい研究を重ね もうヘトヘトだ しかし 私には 私なりのやり方が あるのかもしれない

それを研究できたらと 私は思う 生きやすくなるかも しれないから

【詩作品】誰か走ってるよ誰か

若い時は 生きているのが恥ずかしかった ようだ そんな感情はなくしたよ

今は恥ずかしさの痕跡が 見えないしこりのようだ

すぐに思ったこといえない

地元のデパートの前の通りに 天神さんから寒い風が吹いてくる その寒い風は バスロータリーをまわって駅の コンコースや構内を 舐めていく それから陸橋を吹き下ろす

なんであの風は あんなに寒かったろう あの地元のデパートは 辛くなるとよく逃げ込んで 本を立ち読みしていた

あんまり良くない癖だと ずっと思っていた あのデパートは死の香りがした からなあ

駅の北部を突き抜ける 街道を チャリンコで走る 何もすることがない コンクリートの壁にシミが 冷たい光があるんだ あの通りには 私が高校に通う時も通ったね

坂道はつかれたなあ 高校の

新しく生まれ変わろうと 思うんだよ 昔の話の 意味が変わればいいなって 思ってるんだ

たぶん私は何度か死んだんだ 生きるのが辛くてね 親も町もそんなに 変わった種類じゃないのに

見えない傷が 私にはあり過ぎるらしいよ 同情を買うためじゃない

あの町の鉄道の上に浮かぶ 青空を見上げながら 誰だろうね 誰か走ってるよ 誰か

安倍政権の公文書改ざんで再び明らかになった歴史的な良心の欠如を認識しなければ民主主義は育たない。

安倍夫妻や安倍夫妻をかばっている方々を見ていると、日本がなぜ戦争をしでかしたのか、なぜ戦争に負けたのか、なぜ天皇という得体の知れないものを担ぎ続けているのか、なぜ原発をやめられず放射能の危険を認め得ないのかということがわかる気がする。

英語でconscienceには、良心、分別みたいな意味があります。 語源はcom(共に)scientia(知る)です。

みんなで知ろうとする、共に学ぶ、scientiaはのちにサイエンスの語源にもなるから、共に科学するでも良いでしょう。

語源には「秘密などを分かち合う」の意味もありました。

一緒にみんなで考えれば、様々な意見を入れたら理屈が通らない、おかしいことは認めないという、そのことを自分でも感じているというのが良心なんじゃないでしょうか。

天皇が現人神なはずがないとか、日本は戦争に負けているはずだと、考え、みんなで話題にするべきだった。 しかしできず、戦争に負けて他人から教えられた。

原発は事故を起こしてもやめられない。 おかしい。

自分たちで気づかねばなりませんでした。

一万円札拾っても、秘密にしておけばバレないかもしれない、でも届けたら、持ち主は助かるかもしれない、これは良心です。

仲間をかばうには、あいつが万引きをしたことを秘密にしなきゃいけない、でもそれはまずい気がする、話した方が良い、これも良心です。

自分の悪事や失敗を隠さず、みんなで考えれば、再発防止ができます。 特に安倍政権の改ざんはみんなの広い利益を破壊しています。

はやく正直に話してほしい。

話さなくていいと権力者を許すのは優しさではありません。

森友学園文書改ざんに至る日本人の過ちの道程についてラフスケッチ

いじめを被害者が悪いと言ったりしていた子どもたちがすくすく卒業し会社員になり、家庭を作りして、子どもに同じような考えを教えたら、たくさんの人間が被害者にも落ち度が、いじめをする人間は間違っていないと言い出すだろう。

そして今の日本みたいな国になったのだ。

かつて日本は戦争に負けてない、負けたと言ったら殴る、天皇は神様、立派なお父様と言えなければ殴っていた。 その戦争に負けて、民主主義に乗り換えた。民主主義は乗り換えるものではなく、自分で作るものなので、乗り換えできた日本人は自分の民主主義をもてなかった。

そして経済では世界一になるとして、走り続けた。

戦争の時も戦後の時も、なんだかわからんが世界一偉くなるしか目標がなかったから内的な規律がない。 世界一偉くなるには、必ずアメリカの影もあるが見ないことにした。 和を以て貴しをなすは法律とではない。 仲間は仲良くせよという話で、自分はどうするかは存在しないし、仲良くできない人はいじめ殺して排除するだけ。

つまり心の芯にある法律がないのだ。 カントは自分の中の法律を普遍的な法律と同期せよと語った。 しかし自分の中の法律がないから普遍的な法律も守れない。

経済もダメになったからには、私たちはなぜいじめはダメか、なぜお金が存在するのか、なぜ生きるのか考えなくてはならなかったが、それを暗い、ダサいとしたため、真面目に考える人間はいじめられっ子になった。

さらに嘘でも金が儲かってることにしろ、原発放射能は平気にしろと日本政府や経済界はがなり立てる。

嘘だから嘘つくにはデマを流し、文書を改ざんしても、いいことになってしまった。

放射能が撒き散らされて、さあどうしましょうと現実を見るより、早くこの失態がなかったことになって日本経済を大丈夫なことにしましょうね。そのためなら安倍総理大臣が汚染水は海に出てませんと言ってもかまいません、安倍さんが立派な日本にするんだから文句言う奴は馬鹿なんです安倍総理大臣が悪いことするはずない安倍夫妻の名前なんか公文書に名前ないですよえ?改ざんやだなあ書き直しただけ違うの?」

違うに決まってるだろいい加減にしろ!