細々と彫りつける

Concerning poetry,radioactivity,disability,and so on(詩、放射能汚染、障害などについて)

ここ半年で書いた原発事故や放射能汚染関連記事11本

原発事故、放射能汚染関連では、半年で11の記事を書いています。

単なるセンセーションでもなく、また冷静を装うわけでもなく、時代の底流をおさえて、書いています。心が不安定で書くのが大変なのと、丁寧に読んでくださる読者がたくさんではないのとで、モチベーションがなかなか維持できないですが、月二本弱でも書いていたのだと自分を認識し直しました。

 

原発震災から約6年。復興の大義名分の陰で、放射能汚染は矮小化、避難者などの住民支援は後退。除染や復興事業の予算と不祥事が積み重なる。 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/03/07/115142

大阪府市の瓦礫広域処理差し止め裁判の、大阪高裁での控訴棄却について思うこと - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/03/17/233911

除染土の上に公園作りたい環境省。除染事業は不祥事続きのまま終了。森友、共謀罪、日報、除染土全て政府の情報秘匿が核にあり。 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/03/26/121219

今村復興大臣「避難は自己責任」「裁判でもなんでも訴えて」発言の核には全原発被害者・避難者をすべて切り捨てる国策がある - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/04/06/180349

20170401大阪市立大学医学部にて。原発事故後の健康影響について津田敏秀氏と西美和氏の特別講演傍聴レポート - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/04/08/193156

原発避難者、被災者の怒りと悲しみの追及が生んだ今村復興大臣辞任劇、その真相を忘れるな! - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/04/25/233807

浪江町で起きた大規模山林火災について、今後の山火事対策と付近の安全のために、安易に放射能拡散はないと即断せず調査と対策が必要 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/05/10/103041

福島地元紙「除染土壌の安全な再利用は管理が必要な土壌の減量につながる。しかし、住民が受け入れるには、何より「安全」について納得できることが重要」と報じる。しかし除染土壌が安全とはとても思えない。 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/06/16/171739

放射能汚染防止法を制定しよう勉強会in 岡山に参加してきました。 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/06/25/231544

河野益近さん、石田紀郎さん、日本の戦後の放射線や環境問題のエキスパートに学ぶ素敵な1日 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/07/10/235814

被曝から命を守ることは、命への加害を許さないこと、人権の基礎 - 細々と彫りつける http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/07/20/143818

 

 

首相と加計氏の食事「大臣規範は禁止していない」と菅長官は言うが、これがまかり通れば、どんな汚職でもお咎めなしになってしまわないか。

こんなこと言ってたら、市町村から政府まで官民の汚職はやり放題です。

割り勘なら、懇意の業者と、行政官はご飯食べ放題。

懇意の業者に豪華な発注が集中しても、調査すらできなくなります。


とうてい、行政長ナンバーツーの官房長官としてあるまじき発言です。総理の保身のために法治を崩壊させることになると思います。


‪首相と加計氏の食事「大臣規範は禁止していない」菅長官:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK7X64PJK7XUTFK02C.html
‪「菅氏は、首相が24日の衆院予算委員会で「食事代は私がごちそうすることもあるし、先方が持つ場合もある」と答弁したことを挙げ、「一方的に接待を受けたら抵触するが、通常の交際」と指摘。」‬

福島瑞穂参院議員の指摘が正しければ、過去の総理答弁書に重大な事実誤認があるか、10年前あるいは一昨年から加計学園が候補だと知っていた場合は大臣規範に抵触の恐れ。

https://m.facebook.com/TeamMIZUHO/posts/1571542976230365

 

福島瑞穂参院議員の指摘が正しければ、いずれのケースにおいても総理には重大な行き詰まりがあり、責任が発生します。

 

①もし10年前、あるいは、一昨年から加計学園が特区候補だったことを知っていたという答弁が間違いであり、2017年1月20日に加計学園が特区候補だとはじめて知った場合、過去の閣議決定した政府答弁書などに事実誤認があることになり、これは重大な問題です。

また、10年前や一昨年の記憶がなぜ間違いだったか、安倍総理は説明しなければなりません。

内閣法

「第一条  内閣は、国民主権の理念にのつとり、日本国憲法第七十三条 その他日本国憲法 に定める職権を行う。
2  内閣は、行政権の行使について、全国民を代表する議員からなる国会に対し連帯して責任を負う。」 

 

②2017年1月20日に加計学園が候補だと知ったという答弁は間違いで、10年前、あるいは、一昨年から加計学園が特区候補だったことを知っていたという答弁が正しい場合、特区申請の加計学園理事長と安倍総理や各大臣は何度も会ってますから、理事長は「関係業者」にあたり大臣規範に抵触する恐れがあります。

 

「(6)関係業者との接触等 倫理の保持に万全を期するため、 1 関係業者との接触に当たっては、供応接待を受けること、職務に関連して贈物や 便宜供与を受けること等であって国民の疑惑を招くような行為をしてはならない。」

http://www.cas.go.jp/jp/siryou/kihan.pdf

 

また、もし、互いが何らかの利益実現に当たって、便宜を図り、その見返りに何らかの贈り物や金品の授受があれば、斡旋利得や贈収賄事件に発展する恐れがあります。

 

 

いずれにしても、過去の答弁との一貫性も確かめず、場当たり的に答弁をするというのは、安倍総理大臣の信義誠実を疑わしめるものです。

言葉は丁寧になりましたが、場当たり的に答弁を変えてしまうのは、自らが関与を疑われないためか、あまりにもいい加減だからとしか言いようがなく、総理の職責を果たす気があるのか、疑われても致し方ないと思います。

このような状況を一刻も早く改めねば、加計学園疑惑全体に言えるのですが、日本の行政における責任の欠如は末期的な段階であり、その損害は極めて大きいと思われます。

被曝から命を守ることは、命への加害を許さないこと、人権の基礎

 

先日、優生思想になってしまうからという理由で、放射能による被曝影響を語ることをためらう的な言葉を見かけました。
今も放射線から身を守ること、と、優生思想は意味がまるで違うということを整理できていない人がいることに暗い気持ちになりました。

放射線から身を守るというのは、よくよく整理すれば「殴られたくない」「殴るな」ということに尽きます。
優生思想は「より優れた遺伝形質を恣意的に決め、それ以外を淘汰させる」という意味を持っています。優生思想は民主主義に敵対します。なぜなら一人一人の違いが社会を作っているからです。
「殴るな」と「より優れた遺伝子以外を排除する」は意味が違います。脱被ばく側もそうでない人も、障害福祉の人々もそうでない人々も整理すべきです。

自然界にあるからというのも話が違います。原子力発電所で人為的に核分裂をわざわざ起こし発生した放射能を問題にしているからです。

放射線というのは遺伝子、細胞レベルで、命を傷つけるものです。
日本が原子力を推進してきたから、みんな傷つけられても仕方ないというのは極論過ぎます。
これまでの東京電力や日本政府に責任がない未来世代への加害は正当化し得ません。
また東京電力の受益者は厳密に言えばたくさんはいません。東京電力の電気を買ったからといって、放射能に被曝しろというのも極論過ぎます。
東京電力を解体し、原子力放射線の政策を改善させることがその方々に課せられた務めかもしれません。
被曝労働を貧しい人間に押し付けるのか、被曝徴兵制を敷けという意見には、一瞬そうかなと思いますが、しかしまず重層下請け構造をやめさせ、大電力、大企業が安価に危険な労働に貧しい人々をかり出せる仕組みを無くすべきです。それは、日本の学歴社会や格差をラディカルに変革しなければなしえません。

また、廃炉や汚染対策に一定の作業員が必要だとしても、現場が不当な被曝にさらされ、検診や労災さえまだまだ不十分なので、それを求めなければ、今後働いてくれる人は誰もいなくなり、福島第一事故現場は破滅しかねません。

食べて応援というのも無理があります。汚染された土をいじり作物を育てる人が一番被曝する構造は温存されたままだから。

東京電力や日本政府は、できた対策や規制をないがしろにして、事故を起こし、低線量被曝するおびただしい人々に「問題ない」と被曝をなかったことにして復興だといっています。
つまり加害者が被曝にほっかむりしている現状です。
つまり今の状況には「放射線によって人を傷つける加害者がいる」のです。
被曝は、生命の基礎である遺伝子や細胞を傷つけます。
その加害、加害者を許さないのとより優れた遺伝子を求めている優生思想とは違います。

 

例えば被曝影響があるかを心配すること自体差別だとか、優生思想だという言説まであります。
それは違います。もちろんそれで、人を差別し馬鹿にするのがおかしいのです。くさいものに蓋ではなく、私たちは放射線被害の実相を知り、差別を是正する必要があります。
被曝影響で障害があったとして、それをいじめることが優生思想です。
そのような不当な被曝により、生まれながらに苦しみを背負わされることに被害があります。
しかし、障害があったとしても、その人を分け隔てなく生きていける仕組みにすることが、また周りの大人が障害のある親子の負担を小さくする社会にすることが、優生思想と戦うことであり、そんなの理想だと言われても、これしか答えはありません。
また、産むか産まないかを悩まざるをえない状況というのも、社会の価値規範や生きづらさが形成してる部分が大きいと思います。
加害者を免責し、人々を被曝状況に放置し、放射線感受性が高い人から倒れていくほうがよほど、「優生思想」的な「淘汰」であり、私たちの工夫や努力で、被曝を少なくする体制を整えることこそが、優生思想に抗う見方に近いと思うのですが。


よく被曝を気にする人で、「自己防御しかない」といい、一理はありますが、最終的にはみんなを被曝から守る仕組みにしないと、被曝は容認され続けます。その意味でも社会の変革は避けられません。

 

これらのことを十分に議論し、その上で、汚染された場所にとどまるか、避難するか選んでもらえば、答えはずいぶん違ってきます。避難する人もとどまる人もあの事故で、ふるさとの今までの姿を失いました。
私たちは被曝から身を守るのは権利だという視点を忘れずに議論をしていくことが望ましいでしょう。
これからさらにだいじになるはずです。

 

私の考えもまだまだ不十分ですし、これからまた考えて考えていかねばなりません。今は見えていないものが見えたら、修正する部分も出るかもしれません。

偉そうに書いてますが考え続けるほかないのでしょう。より良い答えが見つかるまで。
そもそも答えなどあり得るかということも含めて。

勇気もないし、根性もない。だけどこれは言わなければ、言える場所がなければと、それが表現の自由じゃないすか。

僕は最近街宣に参加してますが、「無理解な大衆が!」みたいなことはしゃべってません。差別もイジメもセクハラも戦争も原発も政府もみんなダメだと思う。若者も大人もみんな息苦しいはずですよね?人をいじめるのではなく、なんでこんな社会になってるか考えましょうよという呼びかけです。

もし世間に無理解や偏見があるなら、ありますからたくさん、それは指摘します。
基本はハートでしゃべるんです。祈るような気持ち。安倍や橋下の批判をするときでも、それぞれが楽しく苦しめ合わずに生きられたらとそんな感じです。

私は、私はいじめられた、とか心が辛いとか、ちゃんと叫ぶんですよ。
絶対にそんな思いをしてるひとがたくさんいるし。
1人だって思ってほしくない。単に騒いでるのでもない。本当は警察は怖いし、暑いのもやだ。
だけど、何か言える間は言うんですね。

ヨーロッパには、広場があって、アピールができます。韓国や台湾やビルマやフィリピンや中国の人だって、好きで軍隊や警察に殴られてるのではない。街頭で話す自由がなくなれば、その社会は終わりだ、他の諸権利も終わりだと知っているから。
つまり日本は限りなく統制された社会。これが戦争生んだ。

原発も、いじめも、性差別も、差別も、腐敗政治も、みんながヘンだよね?と口にすれば簡単にできません。
私は民主社会の基本原理が人々が意見を言う、感じたことを話す、から成り立っていると考えている。
亡き恩師に、民主主義について教わった。もちろんあまり理解できてないが、それでも。

繰り返すが、私は体力も気力もだいぶ小さいし、怖いのは嫌い。私の参加してる街宣だって、気の強い人ばかりじゃない。
そんな人々が止むに止まれず、気持ちで叫んでいることが徐々に若い人に伝わっている気がする。

私は最初の頃こうも叫んでいた。
「みなさん、またうざい左翼がなんか叫んでうるさいなーと見てるでしょう?その通りです!私たちはうるさい左翼です。でもうるさいことを言わねばならない。私たちもみなさんも悪い政治家になめられている。そうじゃないか!?」と。

だって、私は大衆を笑えるほど賢くないよ。さらに私は特別な人ではない。私たちを孤立させないでほしい、なんならたまには力を貸してほしい。いやちがう。いろんなところで声をあげ、変わっていかないとこの社会は必ず破局に至る。

私のような弱虫まで叫ばなければならなくなっている。それは、私という弱虫が徐々に、向こうから殺されることを予感しているからだ。
私は幸せになりたい。言いたいことを言わねば、後悔して死んでしまうだろう。
うまいものを食べても、好きな人ができても悲しいだろう。
だから勇ましい理由はない。

萎縮という言葉で見えなくなるこの社会の根本的な危機について

 


萎縮という言葉が気になってます。

つつましい暮らしを作るために最低限のことを言ってるだけなのに、取り締まる恐れがあるような法律を作る人が間違っているのです。

つつましい暮らしさえ奪われたら萎縮どころじゃなく
生きていけないですね。

つまり殺されかけてるんですよね。私らは。

媚びたり、従わされたり、価値付けられ、条件付けられることで当たり前の暮らしが成り立っていることが間違いなんです。
その条件の中にさえ入れない、障害者は虐殺され、在留外国人は国家から排除され搾取されています。
すでにかれらには発言の自由がない。
今の自由ですらこのザマ。

この社会にはすでに殺され続けている人、今から殺されるかもしれない人、今は殺す側だけど未来には殺される人、絶対殺されてない、つねに殺す側に立つのだと決意する人しかいないんです。

この世界で、与えられた自由を萎縮するかどうかを議論してるそうなんです。

萎縮したりしなかったりする前に、誰もが到底生きられない条件を与えられ、自由をめぐって競わされている社会自体が間違いだとなりませんか。
警察や政府は怖いですけどね。私は気が弱いから。

けど、これはそういう話じゃないでしょうか。

なんか変ですよ。
やっぱり根本から考えなおして、自分を捉えなおさないといけないですよ。
その作業をやるかやらないかです。
でなければ、どんな政治的なお考えをお持ちの素晴らしい方でも、流されちゃうんじゃないかしら。

河野益近さん、石田紀郎さん、日本の戦後の放射線や環境問題のエキスパートに学ぶ素敵な1日

 

‪今日は市民環境研究所で、守田敏也さん主催の放射性廃棄物拡散問題学習研究会に参加してきました。‬
‪守田敏也さんが岡山での放射能汚染防止法勉強会の報告。‬
篠山市でのヨウ素剤配布についての報告もありました。

守田さんたち有識者の働きかけと篠山市長の英断で実現。ヨウ素剤配布のパンフレットも篠山市ホームページで、近日公開だとか。

放射能汚染防止法についての守田さんのお話でそうだなと思ったのは、放射能汚染防止法を作るとしても、既存の放射線に関する法令を私たちが理解しておらず、また既存法令を生かしきれてないのではないかと。

しかし既存の法令を私たちはよくしらない。

‪そこで、放射線計測のエキスパート河野益近さんが放射能に関する法令の理解や放射線管理や計測の実際について。‬
‪河野益近さんの話は本当に勉強になります!‬
なにしろ40年以上の放射線管理、計測の経験があります。
核実験、原発原発事故による核種の分布、特徴などいくらでも話せるそうです。
何しろ核実験由来の放射性物質原発由来の放射性物質は種類が違っていて、例えばコバルト60は核実験ではできない。だから原発由来の放射性物質を特定するにはコバルト60は指標になるから、あちこち集めて日本列島の汚染分布を作成したり。
また松葉に集まる放射性物質を計測して、どのような汚染があるか調べたり。

あと驚いたのは、線量率計測機には、JIS規格があり、15パーセントの誤差が認められていて、本当は国は15パーセント範囲の誤差を加えて、数字を考えなきゃいけないはずだと。

福島事故であちこちに、文科省の法令では、管理区域として届けなければならない場所や物質が存在するが、取り締まられていない。
それは環境省セシウム換算8000ベクレル以上を指定廃棄物ということにしてしまったから、どうも文科省放射線障害防止法の放射性同位元素に指定できない。

あとは、20ミリシーベルトにはどうやら法的根拠はない。なぜなら未だICRP勧告の90年バージョンで法律がつくられている。20ミリシーベルトICRPの2007年勧告に出てくる数値で、日本の法律にはまだ反映されてない。どうも20ミリシーベルトはど原子力緊急事態宣言を発令する時に20ミリシーベルト以上を避難区域と定めたらしく、内閣の閣議とか省令レベルでしかないが、非常に絶対的なようにまかり通っているとか。

現在は帰還や避難区域解除は、線量に基づき行われ、同心円状の区域設定は解除されている。河野さんは海はどうですか?というと、海は20ミリシーベルトを下回っており解除されていると国の役人。つまり事故直後と違い、福島第一原発付近の海域をたくさん測定できるかもと笑っていました。
聞いている私たちはそんな怖いとこよーいかんわと青ざめていました。

研究機関での放射線管理の実際、法令運用の実際。
書ききれないです。
河野益近さんに直接聞くか、河野益近さんのインタビューをまとめた冊子を守田さんが作りましたから、読んで見られることをオススメします。
実際河野益近さんの話を聞いてると、いっぱいお話が出てくるから、河野益近版放射線辞書が作れそうだ!とビックリでした。

帰り際石田紀郎さんが、私に核実験禁止条約に絡んで、核の話をしてくださいました。
石田さんは北朝鮮の核が怖いとかみんな言うとるが、アメリカは大陸間弾道核ミサイル何発もっとるねん、米ソは山ほど核実験したやないか、なんでそれ言わんと、北朝鮮だけ悪いみたいな話しとるんやと。
私も同じ気持ちでしたから、石田さんと意気投合しましたら、石田さんは、カザフスタンソ連核兵器が大量に残存していた話や、カザフは核実験被害地であり、被ばく国の日本が大使館を作らんのはおかしいと国や政治家に抗議し、とうとう大使館ができた話をしていました。
また、アメリカの大陸間弾道ミサイル第一号が、石田さんの郷里滋賀県饗庭の訓練場に運び込まれ訓練した様子を見たと言ってました。
石田さんが高校生だから約60年前の話。

河野益近さん、石田紀郎さん、日本の戦後の放射線や環境問題の生き字引です。
そんな方々とまなべ、本当にうれしいです!